ホテル療養 1日目
同居人への感染予防のためにも選んだホテル療養。
その1日目。無症状や症状の軽い人たちが集まるホテルなので、自分もそんなひどくないです。ご安心を。
まさか当日の朝10時に「今日の13時からホテル療養です!」と言われるとは。そんなこんなで鼻垂れ小僧の爆速荷造り開始。
あっという間に13時になり家に迎えの車が。
4日くらい家にいたので久々の外出!という気分で少しテンションが上がってた。すると車内には相乗りの大学でラクロスをやっていたっぽい日焼け女子。ウキウキで乗車した自分を一瞥してすぐそっぽを向いた。陽性のくせに浮かれ気分でいるじゃねぇと言われてる気がした。反省した。
20分ほどしてホテルに到着。
するといきなり相乗りラクロス出身系女子は、車内からホテルのロゴを写真に撮っていた。こいつ浮かれてんじゃん。
到着してすぐ血圧測定、体温測定など一連のチェックをして、それに対する看護師さんの電話問診。それが終わるとすぐに持ってきたfire TVで動画三昧。一連のチェックが終わると長い自由時間。んー、家と全然変わらないな。
むしろ家よりデカいテレビとデカいベッド、快適な空調。満喫してる。
ストレンジャーシングス シーズン4
仮面ライダーW
コードギアス反逆のルルーシュ
この3作品をぐるぐるとローテーションしていると、18時にアナウンスが。
「ただいまお食事の時間になりました。一階ロビーに置いてある食事を1人1つお取りください」
ここもなんとなくワクワクしてた。
外に出られるぞ〜歩けるぞ〜
扉を開けるとエレベーターまでに長蛇の列が。ここから下の階に行くまで7.8分かかる。一階につくと目の前には上の回のエレベーターを待つ長蛇の列。ここでぼんやり思い始める。囚人みてぇだなぁ。
お弁当を取りに行くときにようやく他の療養者を見る。年齢は様々で同い年っぽい人もいれば定年近そうな紳士淑女の方々までいっぱい。みんな部屋着を持参することになっていたのだが、女性の方がこういう時の服装はしっかりしているらしい。ワンピースの人が多いから女性的には楽なのかもしれないけど、部活の朝練くらいラフな男たちと比べるとオシャレなもんだ。それに明日もいるかな、ジェラピケおばさま。ラグジュアリ〜。
20分近くかけて部屋に戻りお弁当を実食。
「「「「 実食 」」」」
そんなナレーションを当てたくなるほど静かな空間で食べたお弁当がこれまた美味しい。久々におかゆじゃない米を食べれたのも嬉しい。味が薄いのかなと思っていた分、しっかりと味付けされてて「美味いじゃん!」って思わず言ってしまった。
俺がお弁当なら「勝手に美味しくないと思ってんじゃねぇ」とブチギレてたかもしれない。思い返すと梅干しが少し赤くなってたような。
そこからはまた3作品のローテーション。
明日は朝6:30に検温らしい。ひょえ〜〜。
まあホテル療養は自分の性に合っているかもしれない。何日目からしんどくなるのか、しんどくなる前提で考えとけば気楽だろうな。