卒業しそう
先日卒業論文を提出して、今じわじわと大学、というか学生時代が終わるんだなあと実感がわいてきました。
物心ついたときからずっと学生だったので、これからどうなるのか全然イメージがわきません。長期休暇が無い代わりに課題が無い人生とは…?
小中の頃は自分の今後の進路について、色々想像したりあったのですが、昔から自己肯定力が高いもとい自分を過大評価しがちだったので、今思い出すと夢物語が過ぎていて恥ずかしいです。思い出したくないので実家に残ってる小中の頃のものを捨て去りたい…。
そんななかで唯一実現できたのが大学は法学部に行く!というものでした。今思い返しても正解だったので中学の頃の私は思ったより自分のことをわかっていたのかもしれません。
実はうちは法学部が一番偏差値が高く、とにかく偏差値高いのが良くて選んだだけで、法学とか特にやりたくないという人が沢山います。そういう人たちは大体授業に来なくなります。テストで良い点さえとれれば単位はとれるから。
そうなると、授業がめちゃくちゃ空きます。教授によってはマジでガラガラになります。めちゃくちゃ良い環境で勉強できます。嬉しい~。
そういう事情があってガラガラの、刑法学の授業を受けられたのがきっかけで刑法を専攻する運びとなりました。特に刑法がガラガラだったのは、就活にまっっったく役に立たない(話の種にするとめっちゃ引かれるので、本当に役に立ちません)ことと、あと教授が刑法系で一番サイコパスっぽかったからです。
私はむしろそのおかげで、大学って、全然社会的には役立たないこともやっていいし、そんなサイコパス的な思考で学問やっても良いんだ!と開き直れて、刑法いいじゃん…となりました。
ゼミに入ってからはずっと総論をやり続けて、そのまま卒業論文は因果関係についてやりました。
複雑にいうと、行為と時間的・空間的に断絶した外界の構成用件該当結果を要求する犯罪における行為・結果の条件関係判断基準の法実務における取り扱い、です。長い。複雑だけど哲学的でも科学的でもあって、面白い分野です。
今は課題がー発表がーと刑法の話をできているんですが、卒業してからは脈絡ゼロになるんですよね。私はこれから一体どこで刑法の話をすれば良いんだろう…(いうほど成績よくないくせに話だけしたい人なのです)