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【Day0】第7回レガシー九州将軍戦


自己紹介

初めまして。1/22(日)に行われた第7回九州レガシー将軍戦にて将軍に就任しましたぎす子と申します。望外の優勝という結果を得ることができましたので、たまにはMtGでの記事を書くか~と筆を執らせていただきました。
言ってしまえば、勝ち語りのガラク/Garruk Winspeakerをしてみたくなったのです。

同期は完成しちゃったけど、またしても何も知らないガラク君

前日までの所感

アトラクションの閉演

本大会参加前に友人を誘い、新春レガシーに参加してみました。
年末に行われたEWやエタパの結果から、BUGシャドウやアトラクション忍者といった新しいギミックを採用したデッキを使えないかな~と模索を始めたのがこのころです。同時に、世の中はURデルバーと白単イニシアチブで大盛り上がりしており、イニシアチブにはアトラクションで対抗や!と意気込んでいたわけですが…
結果は3-2でイマイチ。思った以上に練度をあげれなかったことや、死の影の持ち味である高速クロックを生かせない、アトラクションがデザイン的に不安定などおもちゃとしてはかなり面白いけど練度をあげるのか?と構築から見直すことにしました。

イニシアチブへのスポット

かといって、まったく学びがないかと言うとそんなこともなく。
友人は7年ぶり?位にレガシーに復帰し、3-2とそこそこ勝っていました。
使用デッキは彼のフェイバリットを使用した戦隊の鷹入り青白石鍛冶を使用しており、前日、当日の感想戦で
「鷹がイニシアチブ合戦に強い。」
「もみ消しが同系とかURのマナタイズ狙えてよかったですよ。」
とフィードバックをくれていました。

でもサイドの神ジェイスはさすがに平成すぎる。
石鍛冶もみ消してて笑顔になった。


前日にいろいろあって二人でもみ消しを合計11枚ぐらい集めたこともあり
「俺ももみ消し入りのデッキにするか~。」
という話をし、1月の年始を過ごしました。

採用を考えたカード

秘密を掘り下げる者


俺たちの青春

UB死の影に関して語ると非常に長くなるのですが、昨今のレシピでは
デルバーはほぼ採用されていません。トップメタのURデルバーが使うように「ドラゴンの怒りの媒介者」と合わせた8枚による高速クロックもできなければ、火力やREBなどで落ち、クロックとしても3点と貧弱な為です。
そして死の影に入っている「通りの悪霊」とも変身でかみ合いが悪い。
しかしながら、以下の点で採用できるのでは?と考えました。
・1ターン目に出せる飛行クロック
 →(イニシアチブ奪還へ寄与する。)
・8枚体制の軽量クロックに対するにらみ合い役。
 →(通常はこの役割は悪意の大梟が担います。)

結果として採用は見送りましたが、1t目デルバー、目くらましと殺しの
ダブルピッチを構えるのは古の死の影の黄金ムーブです。
かなり心が惹かれ、直前まで採用できないかを考えました。

還ってくる…

もみ消し

前項ですでに出オチしていますが、
・不毛と合わせて土地嵌め。
・イニシアチブもみ消し。
・ストーム、DDコンボ、オラクルなどコンボのもみ消し
などで利点があります。
最近はイニシアチブ対策で注目されていますが、直近のレガシー環境では、受け身なカードかつ1枚損するため最近は採用率が落ち目のカードでした。
「表現の反復」で1枚が2枚に代わる昨今のレガシーで、反復を使えない死の影はHymnを使うなどプラスにマイナスをぶつける方向でシフトしていたため、1枚損は非常につらいカードです。

デッキリストの整理

上記の2種を採用するにあたり、デッキリストには大幅なダイエットが要求されます。そのため、まずはUB死の影を構成する最小枚数からデッキを作りました。この最小パッケージがあれば、死の影の目指す妨害+高速クロックというゲームプランを遂行できます。

ミニマムシャドウ

この枚数が死の影を構成する最小部品です。

最低限必要なカードだけで、すでに51枚のカードが入ってしまいました…
こうしてみると、死の影が60枚全てで戦うのだというのが見えてきますね…
このリストをスタート地点に以下のロジックでデッキを構築しました。

・もみ消しを使ってニヤニヤする。
・クロックとして高速プランに寄与しない&1ターン目のアクションが
 渋滞するのでデルバーは不採用。
・”オウゴン”を採用しない分、アンコウなどの探査クリーチャーを採用し
 プリズン系デッキへの対抗クロックを増やす。
・最も想定できるもみ消しの使い先をフェッチと規定し、
 不毛の大地を3枚から4枚へと増量、土地嵌めの一貫性を持つ。

デッキリスト


メインデッキ

採用理由(枚数)

前述の51枚に4枚のもみ消し、1枚のアンコウ、濁浪の執政、
不毛の大地、厚かましい借り手、殺しを追加しました。

メインボード


・殺し
 →デルバーなど目くらましデッキやプリズン系デッキ、イニシアチブの
 サリアの上などから後手から対処できる唯一のカードのため3枚に増量。
・厚かましい借り手
 →チャリスとか、マリットレイジ、濁浪に触れるカードとして。
・探査クリーチャー
 →4ターン以内でゲームを決めうるパワー5以上のクロックを増量。
・もみ消し、不毛の大地
 →コンセプト

サイドボード

サイドボード


・水流破
 →UR系や4Cコンなどの反復とかに打ちたい。
  チャネラーに対する除去にもなり、月も消せるので2枚ぐらい。
・外科的摘出
 →黒力戦マリガンできないし、いうて思考囲いあるデッキなので
 特定のカードだけ抜ければいいとの判断。特定のカードはウーロ等。
・突然の布告
 →致命的なひと押しで落ちないクロック相手に。
・トーラック
 →プロテクション白なので
・漸増爆弾
 →チャリスとかサーガの構築物トークンとか。ANTにも入れる。
・否定の力
 →ショーテル等々対コンボ用、思考囲いあるので1枚ぐらいでいい。
・ナーセット
 →正直雰囲気、でも本戦でサイドインしたので結果オーライ。
・疫病を仕組むもの
 →エルフ、デスタクなどなど、指定は人間とかエレメンタルとか幅広。

不採用にしたカード

・トーラックへの賛歌

→土地嵌めで必然的に手札にスペルをダブらせるデッキなので、
 なくてももういいかな~と。

・狡猾の宮廷

→コントロールや土地単あたりにベストカードですが、今回は
 一番の負け筋(DDコンボ)をもみ消すコンセプトなので0枚に。

・悪意の大梟

→骨太クロックでのイージーウィンを狙うために不採用。
 1ドローつくので、航空戦力としてはやっぱデルバーよりはこっちかも。

・再活性

→枠がなかった。便利なので入れたい。

続く

以上、実践編の大会レポは書きあがり次第こちらへ追記予定です。
https://note.com/gis3/n/nec59f7f55129




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