『外見は靴が9割』とかって本が出てもおかしくない理由
早速答えると、最後に見られるからだ。
人は大抵まず顔を見る。
そこから目線が下へ降りていって、最後に靴を見られる。
最後の印象が良ければ、
「おっ、靴もイケとる」
万が一服装がイマイチでも、
「おっ、靴はちゃんとしとる」
となり、好印象で締められる。
終わり良ければ全てよしとまでは言わんが、
最後の印象はやはりその後に引きずるため、重要性が高い。
ところが最後の方がイマイチだと、こうなる。
そういうわけで、靴の印象は貴方の印象を良くするためにとっても重要というわけだ。
ここからちょっとアカデミックな話。
元筑波大学心理学系教授の山本によると、
「自分が魅力的だと認知するためには、単に、自分の外見を変化させて、それを自分が確認するだけでは不十分のようなのである。他者からの反応が返ってくることが、必要なのである。」とある。
更に「それによって、自分への自信が変化し、さらに、その人の行動そのものが変化してくるのである。 」としている。
要は人は褒められて自信を重ね、貶されて自信を失う傾向があるということだ。そして自己評価は他者評価に起因するとも言える。
これを知った皆さん。
今からより一層、私と共に、積極的に周りの人を褒める活動を始めましょう〜!嬉しそう〜な顔してその人は喜んでくれるはず〜!
ではまた♪
引用:山本眞理子、2000、『顔の印象と対人的影響』、34巻4号、pp.351-358、日本化粧品技術者会
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