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【imakoko】世捨て人と悟り人_20220524

コロナ渦は明けようとしているが、
気持ちはコロナ禍のままらしい。

世間では「マスクを今後も着けていたい人の割合が少なくない」と、ニュースにして議論させている。

そんなの個々人で好き勝手にすればいい。
とはいえ電車内でノーマスクくしゃみなんてする奴は軽蔑してしまうかもしれないななんてモヤモヤと考えている間に5月も終わりそうである。

コロナ渦は自分にとって功罪相半ばとなった。
家庭の時間が増え、ワークスタイルの最適化が加速したのは「功」。いろいろできない(やらなくてもよい)ことに慣れてしまったのが「罪」である。そして今、その罪深いぬるま湯に浸って出る理由を見つけられずにいるような気持ちだ。

元々物欲はあまりない。
原動力は直感と好奇心だ。要は自他への反応だ。
その反応感度が鈍っているとも言えるし、
家庭外との接点減少で反応数が減ったとも、
満たされてボケているとも取れる。

何はともあれ、張り合いがない。
試合の予定もなく延々と練習をする部活のようだ。
何部かも分からないが。

興味ない事には全くエネルギー出ない質なので、
「なんでも良いからとりあえずやる」というのは
苦行以外の何者でもないのが厄介。

ここは「鳴かぬなら、鳴くまで待とう」とばかりに
ゆったりまったり過ごすべきか。

そう言えば、最近良い本を見つけた。
私が20代の生き方の指針とした本の作者のものだ。
パリを舞台にしたノンフィクション。

目的のない時間を、この本と共にしばらく過ごそう。
あ、今日はカープが負けたので気分が上がりません。

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