ある日出会った70代のお客さまの話

最近出会った、とある70代のお客さまのお話。

私の両親よりも年上の70代の男性。
おじいちゃんだけど、若々しくてイキイキしている。
キラキラ輝く屈託のない笑顔が印象的で
清潔感があり、もちろん加齢臭なんて皆無だ。

服装も髪型もきちんと手入れされ。
服装はカジュアルながら洗練されている。
会話も身のこなしも所作も、全てが紳士的で好感を持てる。

そして、これは後に知ったことだが、
彼はとある業界の有名人らしい。
Wikipediaにも掲載されるすごい経歴を持った方だった。

しかし、そんな華々しい栄光や地位や名誉を鼻にかけることなく
いつでも低姿勢。
知識と経験にあふれ、彼が聞かせてくれる会話はとても興味深いものばかり。
さらに、最下層の住人である私のことすら遣い、目を見て真剣に話を聞いてくれる。

そんな彼は、日常的に若い人と過ごすことが多いそうで
70歳を過ぎても新しいことを学び、
若い人の話にも真剣に耳を傾け、
必要があれば新しいことを柔軟に取り入れる。

その環境適応力や柔軟性、フットワークの軽さ、日頃の健康意識など
全てが若い！

体力もマインドも人間力も、彼の全てが本当に尊敬することばかりだ。
体内年齢と脳内年齢は、きっと30代の私よりも若いのかもしれないな〜と思った。

ある日お客さまとして出会った、すごい70代男性。
私は彼から大きな刺激を受けた。

人生を半ば諦めていた私に、
彼の存在は大きな稲妻を落としていった。

彼の年齢のたった半分しか、私はまだ生きていない。
「人生終わった」と諦めるのはまだ早い！

彼のように学びつづけ、挑戦し続け
人間力が高く、他人を優しく気遣える
幾つになってもチャレンジし続ける

そういう人に私はなりたい！
と心から思った。