非常事態宣言が出そうだから、夜の街はどうすべき？お客さんは遊ぶのを控えた方が良い？

2021年、明けましておめでとうございます。
昨年は私のブログを多くの方にご覧いただき誠にありがとうございます。

　新年早々、1月2日東京都が政府に「緊急事態宣言の要請」という事がニュースになっていたので、今回はそれについて個人的に書いていきたいと思います。

　私のブログはガールズバーをメインに書いてきましたが、都内のガールズバーを見ると危機感なく営業し続けてる店舗があまりにも多いので関係者様には是非ともご覧頂いて店舗運営の改善をしてほしいものですし、他業種の方にも見てほしいです。

　また店舗だけでなく危機感がないお客さんも非常に多いのでお客さん側もしっかりと現実を受け止めて今後どうすべきかを考えてほしいと思っています。

【危機管理もなく予防対策もしてないお店が多すぎる】

ガールスバー、キャバクラ、スナックに限らずコロナ対策をしてないお店が多いと私は都内を見てつくづく感じてます。それは繁華街、郊外関係なくです。むしろ、繁華街の方がまだ予防対策をしてる印象です。

それはどういう点を見てそう感じるかを伝えます。

・不特定多数のお客が共有する場でカラオケをする
・アホみたいに騒ぐ客
・5人以上で飲みに行く

　この3つはコロナ対策において重要にもかかわらずお客側もお店側も全くと言って良いほど出来てないのが非常に残念です。「俺はコロナじゃないから大丈夫」とでも思っているのでしょうか？

「無症状感染してる可能性もあるかもしれない」「自分がコロナ感染を拡散してるかもしれない」と思うのって変なことですか？今の時期はこういう気持ちがなるのがむしろ当たり前だと思います。私が述べたことが理解できない人はコロナ以前の前に遊ぶのはやめましょう。周りのことを考えられない人は迷惑でしかありません。大人しく自宅待機をして下さい。

【アホ客を放置してるお店にも責任がある】

　煩いアホ客、団体で来る客など来店してもそのままお店に通してるのってどうなんでしょうか？それって予防してないってことではないでしょうか？

　また、明らかにうるさいお客を注意もしないでそのままにしてるのも問題があるのではないでしょうか？アルコール消毒、パーテーション設置などして予防してるとはいえ、他にも予防対策をするべきです。

注意しないという事は「お客さんやスタッフがコロナに感染しても良いからお金を使ってほしい」とお店が思ってると捉えられても仕方ないです。そんなアホ客がいないとお店の運営が成立しないのであれば、そもそもの運営が成り立ってないということではないですか？それならば傷口が広がる前に閉店した方が良いと思います。

【出来る予防対策はトコトンすべき】

　ガールズバー、キャバクラ、スナックなどで言えば、私はずっと訴えてきましたがまずは「カラオケの禁止」です。飛沫感染でキャストだけでなく他のお客さんにも感染します。お客側もカラオケは今の時期はすべきではないです！もししたいのであればカラオケボックスへ一人で行ってして下さい。他の知らないお客さんに移す可能性が高いです。

　お客はお店が思ってる以上にアホです。そこにカラオケがあるから、カラオケをします。「貴方のお店で感染が起きたらどうしますか？「来店したお客さんに移したらどうします？」。仮に営業してもお客側からも近隣からも信頼はされないので閉店の道を辿るでしょう。

　以前あるガールズバーに行った際に「対策なしでカラオケをさせてるお店」がありました。

その際私は

「何も対策しないでカラオケしてるけど飛沫感染ってどうやって対策してるんですか？」

と質問したところ、店員は何も返事が出来ない状況でした。自分のお店のことを聞かれてるのに、答えられないというのはどういうことでしょう？魚屋さんに行って魚のことを聞いたら答えられないのと同じことだという事に気づいてないのでしょうか？質問されて答えられないような営業をするのは、すでに運営がうまく立ち回ってないということですから、しっかりと考えるべきです。

　もしカラオケをするのであれば、マスク着用、パーテーションの強化をすべきです。それをしないといういう事はコロナ感染拡大に力を貸しているという事です。これをするには手間暇かかりますから、それならカラオケを禁止した方が手っ取り早いです。

【人数制限、時間制限を設ける】

　3密という状況にならない様に、店内を満席にするのではなくある程度余裕を持ってお客さんを入れることが必要でしょう。来店が多い、お店が小さいということであればお客さんに時間制限を設けて対応するのも良いかと思います。

　また団体で来るお客さんは入店を拒否すべきです。居酒屋でもキャバクラでも業種問わずです。団体客をドンドン入れるから店内は密になります。それに会話が多ければ多いほど飛沫感染もします。お客がアホだから団体で来る人は来ますが、お店がきちんと対応しないことで感染拡大にもつながります。

【強制的な営業停止、ロックダウンも仕方ない】

　こちらは私が昨年の3/3に書いたものですが簡単に言えば「お店は最大限にコロナ対策をする」「お客もコロナ対策しながら遊ぶ」この二つの重要性を書いたものです。しかし1年近くになりますが、基本的なことが出来てないお客、お店が業種関係なく多いのが現在の東京だと思います。

　今の現状はお店とお客が原因を作ってる面もあるから強制的に営業停止、ロックダウンになっても個人的には仕方ないかなと思います。

　家庭内感染、職場感染など色んな場面で感染拡大していますが、「じゃあ会社にコロナ入れた要因は？」「家庭にコロナを入れた要因は？」と考えていくと繁華街、郊外関係なくお店からがキッカケになってるのが高いと考えてます。

　私が昨年紹介したことが根底になって各お店、お客が気を付けることが出来ていれば今の現状にはなっていないでしょう。きちんと予防対策して営業が出来てない、お客も気を付けないということであれば強制的に止められて文句は言えないでしょう。

【閉店ラッシュが年明けから始まる】

　もうすでに感染が拡大している状況ですが、恐らくこれからドンドン潰れていくお店は増えるでしょう。年末年始の稼ぎ時を失われたからです。給付金や助成金があったとしても利益を確約してるわけではなくお店も維持できる金額ではないからです。

　残念なことではありますが、今年の閉店ラッシュは戦後最大級になる可能性があると個人的には思ってます。コロナ禍にもかかわらず「お店が維持できる売り上げ」の確保というよりも「利益重視」になってるお店は多いんではないでしょうか？利益重視になるからコロナ対策が不十分、もしくは全くできていないお店は多いでしょう。

　そういうお店は基本的にお客さんからの信頼はないです。モラルやマナーが良いお客さんは尚更そういうお店には行かなくなり、騒ぐようなアホ客ばかりになってしまいます。そうなればドンドンお店の売り上げが下がっていく負の連鎖に陥っていくでしょう。

【お店が生き残る為にコロナ対策の強化を】

　お客さん、お店のスタッフから信頼されないとお店の維持は出来ません。信頼はお金を払っても買えるものではありません。日々の努力が必要不可欠です。コロナ禍でもお客さんが入ってるお店は日々コツコツ努力をしてるから、お客さん、働いてるスタッフからも信用されています。

　正直言うと今からやったとしても私は遅いと思いますが、やらなければ閉店の道を辿ることになるでしょう。信頼をつかみ取るには時間が必要ですからお店の体力がそれまで持つかもあります。「やらないよりはマシ」といったところでしょうか。

　ただ、非常事態、時短営業が今回が初めてではないですから、しっかりと目の前の問題に取り組むべき時はあったにも関わらず、考えて手を打たなかったというのは自業自得としか言えないでしょう。

【最後に】

　「国が悪い」「自治体が悪い」など聞いたりすることもありますが、そういう面があるのも事実だと思います。しかし今のコロナ拡大はお店の運営者、お客も悪い面が多々あります。

・デパートなどのコロナ対策で出入り口を別にしてるのに守らない主婦
・ダラダラとたむろして話してる老人
・バカ騒ぎる人、酔っ払い

今になっても問題点は変わってないところもあります。

　今一度、昨年の2.3月の頃に持ってた危機感、いやそれ以上の危機感を持って何をするべきかを、それぞれの立場から考えて実施することが今求められてることではないでしょうか。

周りのことを考えて遊べない、飲めない人は自粛して下さい。
利益だけ考えてる店舗は営業を自粛して下さい。

話はとてもシンプルなんではないでしょうか？これが出来れば相当、コロナ感染を防げると思います。

　私自身、居酒屋、キャバクラやガールズバーは好きですし飲みに行くのも好きです。夜の街は応援したい気持ちで昨年はブログを書きましたが、現状の店舗のコロナ対策を見たら擁護する気もなくなってきました。

　これ以上コロナ対策をナアナアにしていると世間からも冷たい目で見られて、更に偏見を持たれてしまう可能性もあるので、「俺たちはしっかりと予防してるんだ」と言えるように店舗運営してほしいです。お客さんも「気をつけながら飲んでる、遊んでる」と胸を張って言える様にならないとイケないと思っています。

　私の記事を見て「うちの店は予防対策をしっかりとしてるぞ！他と一緒にするな！」「俺はアホみたいに騒がないで飲んでるぞ！アホ客と一緒にするな！」という方は、しっかりと予防対策をして、ドンドン発信してほしいです。私が書いた記事を否定するくらいにコロナ対策をしてくれることを祈ってます。