鏡を割ったことありますか？

こんばんわ、少女ℕです。

突然ですが、鏡を割ったことはありますか？

メイクをしてて落としてしまったり、カバンに入れてたら割れちゃったり…偶然割ってしまった経験しかない人がほとんどだと思います。鏡が割れたら"不吉"とか言いますしね。
私はそんな"不吉"なことを自らの意思で行ってしまいます。理由は簡単です。
「自分の姿を見たくないから」

私の顔や体はコンプレックスだらけです。
コンプレックスを簡単に箇条書きしますと

・エラが張っていて大きい
・一重瞼
・目と眉の感覚が広い
・ペッタンこなおでこ　
・小さい目
・形のはっきりしていない上唇
・分厚い下唇
・太いふくらはぎ
・短い脚

と、こんな感じです。まだまだありますが、今自分が特に気になっているところだけに留めました。

これらのコンプレックス、ほとんど両親や友達や元彼が原因です。
「背は小さいし体は細いのに脚は太いよね」
「お母さんはキレイな二重なのに少女ℕちゃんは一重なんだね！」
「太った？アンパンマンみたいだね」
「エラのせいで顔が大きく見えるね」

何気ない一言なんです。その何気ない一言が何年も私には刺さっています。
そしてある日突然、衝動的に鏡を割って捨ててしまうのです。洗面台などの備え付けの鏡は布で隠し、窓に反射する自分の姿も嫌で遮光カーテンの中で生活します。そうして、少したって落ち着いた頃に鏡のない不便さを感じて100均で鏡を買うのです。

いずれは整形をしたいです。そのために学生をしながらアルバイトをしてますが、接客業のためマスク無しでは働けません。

毎回鏡を買い直す度に思うのです。コンプレックスの原因を作った一言を言った人達は、その一言が原因で自分の顔に嫌悪して泣きながら鏡を割るようになる私の未来を想像して発していたのだろうか…と。

親が自分の子をけなすこと、いじられキャラのためぞんざいに扱うこと、親戚に兄弟と比べられることって日常でありふれた光景ですよね。
このありふれた日常が悪いのか、ありふれた日常なのに傷ついた私が悪いのか…答えが出せません。

ただ、言えることは私は整形しない限り、これから先も定期的衝動的に鏡を割り続けるのです。そしてこんな顔や体型でいるぐらいなら「死にたい」と思うのです。