ハンパないマクドナルド。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
こんばんは。クラちゃんです。
マクドナルドが日本上陸50周年だそうで、昔のメニューやらやってますが個人的にツボはこの紙コップ。
かわいいです。
ストロベリーのマックシェイク、久しぶりで美味しかったです。
今日はこれを飲みながら環八沿いを歩いて(!)いて思い出したことを記します。
#コップずっとこのままでいい
ディックとマック兄弟のマクドナルド
あの絵柄懐かしい?かと言うと実はそうでもなくて、わたしが覚えているのは細かいMマークがついた紙コップ。
このかわいいコップは、
あの映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』の方を思い出します。
映画は2017年でしたが、原作って言ってよいのかと思いますが、
『成功はゴミ箱の中に』マクドナルドを結果乗っ取って、世界的に大きくしたレイ・クロックさんの本ももちろん読みました。
ユニクロの柳井さんとかソフトバンクの孫さんもバイブルにしたとか、ある意味ビジネス本としても名著です。
冴えないセールスマンのレイクロックはダイナーで使うシェイクのミキサーを全米で売り歩く営業マン。
あるとき兄弟で奇妙なハンバーガーショップを開いているお店に出会います。
小さな店なのに大繁盛、ミキサーも5台もの注文が。
レイクロックはその販売システムにピンときて彼らに近づきます。街のバーガー屋さんを世界の店にした、レイクロックのはなし。
紙に包まれて片手にバーガー、片手にシェイク。車でベンチで、家に持ち帰りもいい。
いまでは普通だけど、その頃はハンバーガーはダイナーが主流でしかも夜になると不良の溜まり場でした。
これをファミリー向けにテイクアウトのシステムを考えたのは、マックとディック兄弟。
兄弟がアルバイトと一緒にテニスコートでハンバーガー店のフォーメーションを考える場面。お店をやってみたい人、やっている人は特にめちゃくちゃワクワクします。
わたしはとくにビジネスに興味ない限りは、映画の方で楽しんでもらうのをおすすめします。
そしてレイクロックは気がつく
これはいけると。
兄弟にフランチャイズを持ちかけます。
事実上乗っ取りになるのですが、ネーミングのよさに気がついていたレイはマクドナルドの名前を変えませんでした。
「だって、レイクロックなんてカエルみたいな名前の店なんて誰も行かないよ」
普通の人なら自分の名前に変えてしまうところでしょうが。
そして、ファミリー向けイメージのこと、メニューを絞ること、フランチャイズは不動産業だ、ということ。
なんであんなに安いのにやって行かれるか?なんていう基本中の基本も、今も昔も同じ理屈なんだなぁと。
あの時50歳だった
何より驚くのは、レイがこの仕事に手を出したのは50歳のとき。それまで冴えない営業マンだったけどその時だってやり方さえ間違っていたかもだけど、考え続けたから気がついたのかも。
実はこの話を読んだあとに、「いやいやレイだって50だったから」ちいさな店なのにちょっと励みにしていた自分もいます。
#いやレベル違うから
日本マクドナルドも
一方、まだ記憶に新しい食材の件でかなりのイメージダウンになっていた日本マクドナルド。
女性社長が海外から来て、かなりのイメージアップ「ファミリー向け」に再度変える姿を近年横目で見てきました。
数年前に東京都のビジネスイベントでキレキレ社長の話を聞く機会もありまして、やはり大企業は本気出すとハンパないなあと。
そんな大層な話聞いて感想それだけかい。
#あの本読んでからそんな目で見てしまう自分
映画はAmazonなどの配信で観れます。
マイケルキートンの演じるレイ・クロックなかなか魅力的なのでハンバーガーでも食べながら観てみては?
なんて、マックシェイクを飲みながらプラプラ歩いていたらこの映画と本のことを思い出したのでした。
ではまた
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