『アーク』不老不死を手に入れてみたいかNMNを使いたいかも考えて。
こんばんはクラちゃんです。
東京のど真ん中にまだ2階席まである映画館があり、たまに行きます。
ちょっとレトロでタイムスリップしたみたいにワクワクしますがあまりに空いていて、いつか無くなるんじゃないかと心配したり
#となりはプラネタリウムになった
そういえば、以前行った時に札束が入ったヴィトンの札入れを拾って、「もしかして、カメラで撮られて試されてる??」と思い。
#ちゃんと受付に届けましたよ
そんな時に映画館で『アーク』
今日公開の中でこれを先に観るとは思わなかったのですが、『アーク』テーマが不老不死との事で気になりました。
ちょうど「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」
(細胞の若返りの薬)について聞いたばかりだったので、SFと知りながら考えるきっかけになればと、ちょっとだけ感想を。
ちなみに私は若い時に化粧が薄い事を指摘されて「そのうち良い皺ふやすからいいんです!」と言ってきたくらい若返りには興味ないです。
芳根京子さん演じるリナは17歳のときに子供を産みすて、街をフラフラしている時に死体をそのままに状態に保存できるように施術する「ボディワークス」の会社の女社長に拾われます。
社長の弟は科学者で、この技術を応用して体内に不老不死の薬を入れる研究を進めていました。彼と結婚したリナは30歳にして永遠の命を手にいれて….。
芳根京子さんはデビューの朝ドラでも娘からおばあちゃんまで演じてましたが、またもや。しかも若い姿のまま100歳近くまで。
大人になったなあ、と眩しく見ておりました。近所のおばちゃんか。
不老不死を手に入れると
焦った人生を送らなくても良いし、子どもだっていつでも産める。
30歳ならば体も元気だし、私の今の50過ぎより体も軽いだろう。
しかし、
これが一般的に広まると新たな格差社会が生まれますよね。
あらゆる理由でこの治療が出来なかった人、病気だったり、金銭的な問題だったり。そして映画の中では出生率は0.2まで下がり自殺までも増えていました。
リナは89歳にして5歳の娘がいました。見ためは若いお母さん。
しかしある日、出会った老夫婦との日々で彼女の考え方は変わっていきます。彼女のとった最終的な選択は…。
#あとはご覧ください
そしてNMNの事を思い出して
これは映画とは関係ない話ですが。私は興味が無かったからか、勉強不足で数年前から話題になっていた、この「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」若返りの薬?の事を知らないで、最近たまたまNewsPicksの動画番組でみてびっくりしまして(知らなすぎです)
このテーマの過去記事を読んだ程度なのですが、
老化を病気と捉えて治療できる時代にSFなんかではなく、実際に入ってきているようですね。
NASAが数年前に注目したのは、宇宙飛行士は沢山の放射線を浴びるので、あらゆる病気や記憶喪失になりやすく、その治療や予防になるのでは?ということ。
(うろ覚えです。すみません)
そして世界の富裕層の中ではもう取り入れている人がかなりいるとかいないとか。
高級な健康食品になってもいるようです。
#ホリエモンさんは飲んでるようで
これがラットだけでなく、もし人間にもちゃんと効くようになれば、まさに健康な状態の長寿を手に入れることができる。
でもそれには金銭的な余裕がある人のみって事になりますかね。
もちろん最先端の病気の治療にも使われるのでしょうが。
映画の話に戻れば
リナは誕生日は毎年くるけど、何も変わらない。変化の無い人生に割と早く気がついているのかな?と思いました。
生きた分の記憶は残っていたら、私なら若い姿で昔話をしてしまいそうですし、ややこしい。
もちろん若く保ちたい人はそれに対するモチベーションである程度やっていけるかもですが、人類以外は自然の摂理で終わっていくのをずっと変わらず見ていられるかな。
そんなふうに終わりの無い人生について考えた映画ではありました。
ちょっと昔のSF小説が現実に近づいて、今までの夢物語と違う感想をみんなが持つようになるかも。
また余談ですが
昔、父が生前に…と言っても私が小さい頃ですが、TVでそんな番組を見ていたのでしょう。
「350歳くらいまで生きたいな」なんて言ってたのを思い出しました。
#何のために?!
#実際には4分の1も生きなかった
大切な人がいなくならないで欲しいとかと、病気にならないように老化を治療したい、は個人的な気持ちの問題も大きいですもんね。
実行できるかはまた別の問題で。
さて、私はあと2〜30年は生きたいのでとりあえず早寝早起き、Apple Watchに励ましてもらって駅の階段をつかいます。
結局は長生きしたいんじゃん私。
ではまた