ふんばれがんばれギランバレー!
マンガ家 たむらあやこ さんの本との出会い。
私の父は高校教師だった。
2.3月入試問題作成、採点のために病院に行けず体調がずっと悪くても働き、診てもらうのが遅かった。
夜に高熱が出て、母が氷枕をつくりベッドの横には常に水筒を置き水分補給をすぐ取れるような生活を数ヶ月、父はしていた。
6月の父の日がすぎた頃、
父は 体に力が入らない。 と突然言った。
その日、私は仕事を休み一緒にいることにした。
時間の経過と共にどんどん症状は悪くなり、足に力が入らない。 呂律があまり良くなく聞き取りづらくなった。
翌日、事前に救命救急の方に連絡をいれてあり、
救急車を呼んだ。朝だった。
お母さん、妹は少し動転していた。
私は泣きもせず、助けに来た救急隊の方に症状を伝えた。
リュックとバッグに着替え、パンツ、タオルを詰め込んで病院に急いで駆けつけた。
病院の診断でギランバレー症候群と判明し、
入院生活が始まる。
難病指定されている病気で治る確率、後遺症の話、リハビリの話、、頭がすぐいっぱいになった。
当時のことは辛くて忘れていることも多いです。
ただ、このマンガを本屋で見つけた時の感動は今も覚えています。1000円もしない、実体験がかかれていた。
一気に読み終えて自分の頭に入れ
父にこれから身体に起きる症状を伝えた。
既に会話はできず、
うん。うん。ときいてくれて、筆談をしたと思う。