就活ルールについて考えてみた。
昨日の会見で、経団連の中西会長が「就活ルール」について述べましたね。
就活生にとってどのような影響が出るのでしょうか?
まず(私自身のためにも)今の就活ルールを簡単に振り返ると、
①公平公正に。学生の自由な就職活動を妨げてはだめ。
②学事優先。
③広報活動 (会社説明会など)は3月1日から、
選考活動 (面接など)は6月1日から。
④正式な内定日は10月1日以降。
⑤多様な採用活動(秋・通年採用など)に努めましょう。
5番目は留学している身としてはとても嬉しいことです。
(実際、実践している企業がどれくらいあるかは別として…)
さて、昨日の会見でどんなことが話されたかというと、
今までの採用方法が成り立たなくなってきている。それに伴って、企業それぞれの状況に合わせて違いがあってもおかしくないのではないか。
経団連が日程を決めているのはおかしい。
こんな感じでしょうか?
(間違いがありましたら、どうぞご指摘お願いします。)
2018年7月の時点で経団連に加盟している企業は1,376社。
それに対して、日本の企業数はおよそ400万社。
※企業数を調べたところ、異なるデータが出てきたので間を取りました。
圧倒的に加盟してない企業のほうが多いのは皆さんご存知の通り(笑)
廃止になって実質、影響を受けるのはこの1,376社。
さて、「就活ルール廃止」が一体どこまでの範囲を指すのか。
①~⑤すべてなのか。日付と関連のある③④だけなのか。
テレビの報道やSNSの反応見た感じ③④だけみたいな感じですね。
ここからは私個人の意見。
もしすべて廃止なら反対。
これは特に理由も言わなくても、皆さん納得いただけるかと思います。
学生は学業を優先しべきだし、企業は全ての学生に対して公平であるべき。
もし日付関連のみの廃止なら賛成。
これは私の個人的な感想ですが、動き出しの早い学生は、強い。
そして企業側はそんな優秀な人材を確保したい。
だから、はやめはやめに動き出したい。
実際、水面下で採用活動をしている加盟企業があるのも事実。
じゃあ逆に、解禁を待っていた学生がどうなるのか。
動き出しが早かった学生に比べ、準備期間が短くなるのは言わずもがな。
そしてあると思っていたはずの内定枠も…
言うこと聞いて、良い子に待ってたのにこうなるなんて!!
みんなスタートダッシュは一緒!みたいな感じにしてるのに、
実際そんなことはないんですよね。不公平ですよね。
それなら、そんな決まりはいっそのこと廃止すべきだと思います。
自分が準備できた時から就活を始めるのが一番だと思います。
ただ逆に、就活のための大学生活がだんだんと浸透してしまうのではないかという不安もあります。
準備できた時から就活すればいいとか言いながら、矛盾したこと言いますが
就活は早めに始めた方がいいですよ!!特に人気企業を目指している方は!
じゃないと、私みたいに後悔しますよ!!!
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