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税理士試験の勉強法

私の税理士試験について

私は18歳の時に初めて税理士試験を受けました。
現在は会計科目は受験要件がありませんが、当時は必要でしたので
私は日商簿記1級を合格していたことから、税理士試験を受けることができました。

簿記論は正直、時間的に範囲を網羅することができなかったこともあり、基本的な内容を必ず回答できるようにするために、基礎問題ばかりをしてました。偶々、問題が基本的な問題が多いこともあり、ラッキーで受かった印象です。19歳の時に受けた財務諸表論は勉強時間は2ヶ月しかありませんでしたが、理論をしかっりとおさえていましたので、これは実力で受かったと思ってます(ただ、当日に復習した理論問題が出題されたというラッキーもありました。(笑))

皆様もご存知の通り、本番は税法科目ですよね。会計科目試験を突破した方はよく、どの税法科目を受けたほうがいいのかと悩まれるのではないでしょうか。
人それぞれ考え方はあるので、ここでは私の考えになりますが、受けたほうが良い科目は「法人税法」「所得税法」「消費税法」「相続税法」のなかから3つ、ないしは、4つ勉強してしまうことだと思っております。
変態ですよね(笑)

ちなみに、私はこの4つを勉強して、「法人税法」「所得税法」「消費税法」を合格し、税理士登録しました。
試験を受けているときは、「税理士」になることが目標であることから、それを目標にしているのであれば、受ける科目は正直なんでもいいのでしょう。
ただ、私は税理士も狭き門だが、世の中にはたくさん税理士はいる。その中で、いかに自分が税理士業界としての市場価値を最大限にあげるためには、実務に「特に」役に立つ科目を受ける必要があると思ったからです。
会計事務所勤務経験者であれば分かると思うのですが、仕事でメインで使うのが、やはり「会計」「法人税法」「所得税法」「消費税法」「相続税法」になります。

もちろん、住民税、固定資産税なども知っておいて損するものはありませんし、実務でも必要な時はあります。
ただ私は、それでもこれらの科目を試験科目として勉強をやらなかった後悔はしていませんし、おそらく、そちらを選択していたらそれこそ後悔していたかもしれません。(合格の嬉しさには敵わないとは思いますが)

もちろんそもそも試験に合格し、税理士にならなければ意味がありません。
「まずは税理士になるために~」も1つの考え方なので私はどちらかが正解はないと思っております。

どんな方法で税理士になられた方にも素晴らしい税理士先生はいらっしゃいますので、結局は税理士登録後の努力です。
税法は毎年改正がありますし、社会情勢、IT、様々な分野の勉強も常に怠ってはいけません。
ゆでガエルにならないためにも、日々努力ですね。

本題の勉強法(笑)

本題とずれてしまいましたが(笑)
税理士試験の勉強法はどのようにやっていたかですね(笑)

勉強はしましたが相続税法は受かっておりません。受かっていないものを紹介するのは意味不明なので、法人税法、所得税法、消費税法の3つだけ紹介します。

法人税法

法人税法は、これは他の科目にも当てはまるのですが、どの専門学校もまずは、基本的な内容から進めていきますよね?(基礎コースみたいな感じ)
私は、まずは応用に入る前にこの基礎コースを必ず完璧までもいかないけど、90%は理解するようにしていました。
なぜなら、基礎コースを理解しないまま、応用コースへ進んでも100%理解することはできません。
わからないことを増やし、応用コースの授業を受けるといった時間を費やしてもなんの意味もありません。
ならば、先に進めて分からない事を増やすよりも、今までの内容を理解したほうがいいです。最悪のケース今年はこの試験科目を受けること自体を諦めてしまっては、今までの時間が意味のないものになってしまいます。(来年にいかせるという方もいますが、大体来年勉強し直す時は忘れてます(笑))
それと理論問題ですが、法人税法の理論については、あまり暗記しようとする必要はありません。
というと言いすぎですが、結構マジです。しかし「意義」はしっかりと覚えておいたほうがよいでしょう。
なぜ、あまり覚える必要がないかというと、法人税法は計算の理屈を文章にする問題の傾向が多く、理論を暗記するよりも計算の理屈をおさえたほうが、点数もとれましたし、結局は計算に時間を充てれるので、効率がはるかによいです。
私は合格した年(令和2年の試験)法人税法の試験勉強では、理論は意義の暗記以外はほぼしてません。
計算の取扱いさえ理解していれば、書けます。(作文みたいに)
それもあって、そもそも基礎の理解させできていない人が理論を覚えようとしている時点で、時間の無駄です。私はこの方法で学び、法人税法は合格しました。

所得税法

所得税法も法人とは同じ部分の要素が多いことを考えると進め方としては同じなのですが、理論についてはある程度意義だけではなく覚えないといけない部分もあります。
なぜなら、理論の解答の構成が、概要を答えさせてその後、根拠条文を解答させる形が多いため、法人税とは少し解答仕方の特徴が違うためです。

消費税法

消費税法は理論は暗記要素が強いと思います。
ただ、大した量ではないですが、インボイスが始まったことで多少量は増えた印象です。
計算については、課税可否がまずわからないと話にならないのでそこの訓練は常に必要ですね。
アプリでも課税可否の問題とかもあるのでスキマ時間を利用して解くことをお勧めします。
それと、消費税法は試験問題は時間が足りないという人が結構います。
問題量が多いことがその原因なのですが、結構算式とかも書くことが多いんですよね。
ただ、消費税試験の計算の形って結構決まってる所があるので、ここは慣れなのが重要なのではないかなと思います。
後は課税可否(区分)で時間を使わないことですね。
課税可否は一瞬で判断できるくらいにしておいて、そんなことを考えることに余計な時間を使わなければ必ず時間内に終わります。
私は消費税合格に2年かかったのですが、1年目はやはり課税可否に時間を使い、最後まで間に合わなかったのが原因だと思います。

最後に

あまり役に立っているような記事にならなかったかもしれません。(申し訳ない)最後にいえることは基礎はおろそかにしないで、5分でもいいので毎日勉強を続けることだと思います。
コツコツが勝つコツです。ファイトです~( ^^) _旦~~

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