継続するのに自分にストレスがかかることは、最初から相手の期待値コントロールしておいた方が楽

相手の気を引いたり、自分をよく見てもらおうと思って、継続できないことでもついつい最初だけ気合を入れちゃうことがあると思うのですが、継続するのに自分のストレスというか無理が重なってしまうようなことは最初からやらない方がいいなと思って、ある程度自分の中でルールを決めています。

初対面の客先でもスーツは来ていかない

例えば、スーツとネクタイ。できれば着たくない人が多いと思います。

スーツを着ないで仕事するようになってからそれなりに長いのですが、結婚式など単発モノのイベントで着ると、到底これでは仕事なんてやっていられないなという気になってしまいます。

仕事上で新しいパートナー候補さんや客先の方と会う際に、相手の方がどんな方なのかわからないのでスーツが無難だということは頭ではわかってるのですが、最初に着ちゃうと、2回目から着ていかなったときに、相手から「こやつ、こなれやがったな」と思われるのも損だし、客先と会うときだけスーツとなると、毎朝その日の1日の予定を確認して、その日着るモノを判断するのもストレスだし、なによりその窮屈な服装で仕事をしなきゃいけなくなります。

なので、最初からスーツは着るのを辞めました。

朝が苦手なら初日も朝早く出勤しない

とにかく朝が苦手です。目覚ましを10分毎にセットして5個ぐらい目覚ましをかけていても、最初の2回くらいは鳴った形跡はあるけど、止めなかったというのをあとからスマホの通知で教えられたりするほどです。寝返りの振動やいびきから眠りが浅いときに起こしてくれるアプリなど色々試してはみましたが、なかなかスッキリとした目覚めはまだ得られてません。

朝に会議などがある場合は、時間は守らないといけないのはビジネスマンとして理解しているので、なんとか頑張っていきますが、それ以外で朝の始業時間に余裕を持って出社することはほとんどありません。

前の会社では、朝早く来る人達が「あの人達はやる気がある」と言って、ある一部から賞賛されていました。

しかし、そういう朝早くから来ていた人達が普通の始業時間ギリギリに来たりすると、「前の日に飲んでたから遅いのか?」だったりと言われたり、日が経つにつれ出勤時間が遅くなってくると、「最近仕事量に余裕が出てきた感じがするな」と言われたりして、挙句の果てに集中して新しいプロジェクトにアサインされたりしてしまうのも見かけました。

得するはずの早起きが裏目に出てしまっているのを目にしてました。裏目にでやすいのは、組織上立場の低い若手の社員です。そうすると、朝早起きしても、夜早く帰れるとは限らず、夜も遅くなり悪循環になってしまいます。

異動配属初日や新しい上司が来る日など、ちょっとしっかりしたところを見せたいと思ってか、普段より早く来る人も多いと思います。

でも、最初からずっと出勤時間が遅ければ、「あの人は朝が苦手でいつもギリギリだから」という印象を与えておくことで、30分とか早く来たりすると、「最近忙しいのか?」と心配されたり、なんか褒められたりします。

なので、異動初日でも朝早く会社に行くのは辞めました。

初回デートや後輩との初めてのご飯で奢らない

ずっと奢り続ける経済力があって、それを苦にしない人は全然奢ればいいと思います。

私はずっと奢り続ける経済力もそこまでないし、「相手が私の為に時間を使ってもらってる」というような、一方的な価値享受をしている時間とかでなければ、進んでお金を払いたいとは思わないので、最初から奢るのは辞めています。

狙っている異性で少しでも好意的に思ってもらいたいという理由から、無理してでも見栄を張りがちです。

ただ、回を重ねるごとにそれが当たり前になって、相手からの感謝も薄れてきたころに、「今回はちょっと出してよ」というのも言い出しにくくなるし、言ったとしても相手からは「釣った魚には餌はやらんってことか…」とまでは、思われないにしても、期待されてただけにマイナスイメージは持たれやすくなるでしょう。

なので、初デートや最初のご飯で奢るのは辞めました。

ルールを決めると動きやすい

これから生きていくなかで、まだまだ新しい人と出会う機会があると思うのですが、最初に無理して自分を着飾ってしまうと、後々それを無理しながら継続させなくてはならないことが出てきます。

これからも、所謂“礼儀”というマジックワードに包まれて流されてやってしまってる行動や、見栄っ張りでついついやってしまってるけど負担になってる行動を自分で見つけて、最初からそれはやらないと自分のルールの中に加えて行きたいと思います。

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