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聴覚障害を持った息子に描いた絵本。結婚式に参加して。

生まれつき聴覚障害を持った息子の子育ての記録です。
彼は小学生からは手話のある聾学校に通いましたが、それまで手話は与えない、口話法教育の環境にいたということで、コミュニケーションの手段はジェスチャーか絵でした。

聾学校通いの経緯は↓
生まれつき聴覚障害・発達障害のある子を育てて

今回の絵は
主人の弟=息子にとってはおじさんに当たる人の結婚式に参加したという話です。

絵は絵本として綴り、表紙に紺色の布を貼りました。

下の妹が麻疹にかかってしまい、結婚式に行けないというところから始まります。

この時息子は6歳でした。

麻疹にかかっている人を結婚式に連れていくわけにもいかず、私と下の子はお留守番となりました。(なのでこの絵日記は聞いた話と写真から描きました)

式場へ行くまではいつもの服で

着いたらちゃんとした服に着替えました。

別のおじさんに会っていきなりトイレの絵が書いてある腕時計をもらいました。

本人、この頃トイレにこだわっていたので大喜びでした。

式場の照明(話から推定して描きました)

花嫁さんのベールにレースを貼りました。

でた!トイレ。
もうこの頃彼の頭の中は便座のことばかり。。。(特有のこだわりで、いつも片手にTOTOやINAXのカタログを持って歩いてました)

かわいいお姉さんたちから風船もらってヘラヘラ幸せ顔だったそうです。

筆ペンでこれを描きました。
息子の為とかいって結構自分が楽しんでたんじゃないかなと今になって思います。

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