療育プログラムについて
「発達支援事業所 ひらそるの芽」ではPECSプログラムを積極的に取り入れている。
PECSの講習会に参加した職員が3名所属しており、その職員を中心に確認などを行っている。
PECSについて、時々合わない子供さんがいるという話を聞く。
個人的にもPECSが合わない子供さんはいるだろうと思っているが、上記の合わない子供さんと言われる方は、PECSについて中途半端な知識の元実践を行っている場合がほとんどだ。
もちろんPECSが一番だと言う気はないし、他に優先すべき事項がある場合はそちらを優先する場合も少なくない。
PECSに限らず、TEACCH、感覚統合など中途半端な知識で実践する場合、思うような効果は出ない。
ここで問題となってくるのは研修会費の高さだ。
プログラム1回で5万円なんてこともめずらしくない。
正直すべての研修をきちんと学ぶことは個人としても、親としても、事業所としても非常にハードルが高い。
なので、すべてを理解している人は非常に少ない。
では、どのような心持で支援をしていけばいいかというと、ここからは個人的な意見とはなるが、すべての支援方法に意味があり、きちんと理解するもしくはきちんと理解した人の意見を聞く場合以外は支援方法に対する批評は控えるべきだと思う。
そうでないと、せっかくの良い支援方法を除外してしまう恐れがあるからだ。
療育は本当に奥が深い。自分もいくつもの研修に行っているが、それでも知識も技術もまだまだ不足していると感じる。
研修に行き、実践し、研鑽し、新しい研究を読む。そのような中で、より良い支援につなげていきたい。
そして一人でも多くの当事者、ご家族が元気に過ごせるような環境を整えていきたい。
(ここから心の声)そしてひらそるの芽の利用児さんが増えたり、職員が成長できるといいな~。。。