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2021年 世界自閉症啓発デーin大牟田
かなり前の話になるが、2021年4月2日(金)は世界自閉症啓発デーだった。
それに伴い、大牟田市役所を自閉症カラーの青でライトアップした。
その名の通り、自閉症を啓発する日だ。
今回は一般公開ではなく、関係者や市役所の方が中心ではあったが、たくさんの方の協力を得る事が出来、新聞、NHK、広報誌などでも取り上げて頂き、啓発として十分な役割を果たしたのではないかと思う。
これもかれこれ大牟田では4回目になる。
発達支援事業所 ひらそるの芽でも職員をしていただいているFさんが中心となって、話を進めたものだ。
ちなみに自分は実行委員長の話を毎年頂いている。
Fさんともともと仲が良かったのと、自分が当事者親である。という事がその理由だ。
以前の記事でも書いたかもしれないが、当事者親というのは大変だ。
家に帰っても仕事以上の大事が待っているからだ。
それでも当事者や親からの意見は貴重だ。
他人がこうじゃないかと想像して言う事も大切だが、本当に体験している人や身近な人が言う意見というのはとても重たい。
ちなみに保護者の方と話をするときに私の子供の話をするとホッとした表情をされる。
それは多少なりとも自分たちの苦労を分かっている人だと思えるからだろう。
私自身も妻も診断名がつくかもと右往左往していた時に、他の当事者の親の方から話を聞き、色々なことに気づかされたり、やる気になったりした。
話を戻すが、実行委員長の話は大変なのであんまりしたくない(/ω\)
会社の運営以外でも色々とお話を頂いており、仕事を増やし過ぎて、家族をないがしろにしてしまうのであれば本末転倒だ。
が、保護者として、事業所を運営している立場としてこのような活動はとても大事だ。
先ほど言った通り、保護者の方はかなり大変な日々を送っている。
自分ならできるという訳ではないが、誰かが伝えないといけないとは考えている。
来年度の分の会議はまだ先だ。
それまで得意の保留で乗り過ごそう。
発達支援事業所 ひらそるの芽も開所して約1年が経過した。
来出した当初は喋れなかった子供の歌を聴くことが出来たり、来た当初には母と離れるだけで泣いて暴れて大変だった子が、今ではニコニコしながら幼稚園に通い、ひらそるでも楽しそうに遊んでいたり、自分のことばっかりだった子が他の子におもちゃを貸してあげたりといろんな変化を見る事が出来た。
もちろん順調でない子供もいる、一事業所ではどうにもならない子供もいる。
それでもチームで関わり、子供も親も支援者もみんなが幸せになれるような支援を目指していきたい。
そして、地域の中でそのような当事者の方が過ごしやすくなっていけば、私の子供も過ごしやすい地域になるのだと思う。
自分のための行動とみんなのための行動を共存させる、そしてこの大牟田という地域がみんなが生きやすい地域になっていく。そのような未来を創造するととてもワクワクしてしまう。
これを誰かがやってくれれば最高である(他力本願)!(*´▽`*)