レコード棚を総浚い #46:『Boz Scaggs / Down Two Then Left』
大ヒットした『シルク・ディグリーズ』の路線を引き継ぐ77年作『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』
本作で、ついにスティーブ・ルカサーが参加し、TOTOの原型が出来上がる。
前作でデヴィッド・ペイチが作曲とキーボードプレイで果たした役割は、本作ではマイケル・オマーティアンに引き継がれて、多くの曲で共作している。
全体的には『シルク・ディグリーズ』から、さらにもう一歩AOR側に立ち位置を寄せた印象。
スティーブ・ルカサー、ジェイ・グレイドン、そしてボズご自身もギターソロを披露しており、ギターに聴きどころが多い。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?