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アセンションしたのに統合失調症って無理ゲー! 〜第9話〜
想像力の、こうかはばつぐんだ!
音楽って、景色が浮かんできませんか?
昭和前半には音楽にもコーラスというジャンルがあり、
マイクを持った腕を動かさず、ビシッと背広を決めて、
ピアノと人の声だけで、心で景色を愉しむ文化がありました。
物質では現代よりも貧しかったでしょうが
想像力は現代人よりも豊かだったのではないでしょうか?
さてこの動画、オラクルスオーケストラはどういう風景を楽しめますでしょうか?
ちょっと目を閉じて風景を探ってみましょう。
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人と鼓動と電子音が混じりあって、まるで
新食感のミルフィーユとホットミルクティーかな。
これを映画館のサウンドシステムで聴くと、さぞかし美しいでしょうね。
話を少し逸らします。
オラクルスオーケストラを日本に招き興行しよう。と考えてみましょう。
オラクルスオーケストラのような音楽なら
オーケストラの好きな人とダンスミュージックの好きな人が
顧客になり得るので、あとは開催をどこでするかで来客層が決まります。
1日公演では予算が足りないので
ワークショップやトーク、メディア媒体へのPR活動も必要ですね。
日本国内数カ所を回るのが理想的ですね、ツアーになるでしょう。
この興行は、経済的には成功するでしょうか?
決して儲かりはしないでしょう、だって日本国内の需要がありません。
こんな音楽が好きな人口は限られています。
ただ偶然聴いて、こんな音楽があったんだ、美しい!と感じ
オラクルスのファンになってくれる人は増えるでしょう。
興行主は、心に美しい景色を感じてもらえたらそれでいい。
日本文化に異質なものを入れて変容を促し、次の世代に繋ぐんだ!
くらいの気概で経済的には大赤字覚悟でやるしかないわけです。
見落とされがちですが、
お抱えの音響さんも来日する必要があります。
このバランスで音感をコントロールするには経験が必要です。
日本は電圧100V(ボルト)フランスなら230Vです。
国内で興行するには230Vから100Vに音響さんが変換しなければならないのです。
その電圧違いは音色に、風景にかなり影響を与えます。
特にこれだけ音色があると整えてられたとしても各々の風味の豊かさが消え、
薄く潰されたミルフィーユになってしまい、美味しく食べられなくなってしまいます。
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流行は、時代を映します。では今、流行っている興行は何でしょう?
僕は「マラソン」と「よさこい」は成功している興行だと思います。
想像力を必要としない。
機材も汎用物で済む。
出演者が来客者になる。
日本各地から来客があるので経済こうかはばつぐんだ!
さて本題に戻ります。
あなたはこれからもマラソン大会に参加し続けますか?
想像力を必要としない=モノじゃない何かは、幻覚幻聴。
機材も汎用物で済む=メディスンというケミカルドラッグでOK。
出演者が来客者になる=調子が悪ければ精神科へどうぞ。
人生で何度も通ってくれるから経済効果はばつぐんだ!
見落とされがちですが、
霊体の存在って昔の日本なら否定はされてなかった。
もっと静かで暗い空間を感じられていたから。
でも今ってなんだか騒がしくて無駄に明るくないかい?
230Vの電圧なら表現できるけど
100Vだと現れて来ないだけじゃないのかい?
100Vの社会しか知らない人に、無いって言われても
230Vの世界に生きてる人にとっては、あって当たり前じゃない?
菓子パンと缶コーヒーで、
心の風景を削られて
ねぇ。。。誰得?
人の心を5分で測る精神科は経済的に黒字です。
だって顧客はたくさん居るのですから。
「相手の思い通りにならない」自分を肯定しよう。
ミルフィーユをぺちゃんこにする必要なんてない。