Xraypad Obsidian Skateってどんなもん?
おはようございます。キリンです。
先日、Vaxee NP01S wirelessを購入しました。さすがlazさんやzmjjkk選手などのトップティア選手が使ってるマウスなだけあって完成度がすさまじいマウスだなと思いました。NP01Sのレビューも今度記事にしたいと思います。
今回レビューするのはマウスソールです。
「前にNP01S用のarc1買ったし残ってるでしょ!」と思い、NP01Sを開封後Vaxeeの純正ソールを真っ先にはがしてしまいました。(浅はか)
しかし、友人と交換したNP01Sとゲバザに出品したNP01にarc1ソールをつけていたので手元にあったのはarc1のパッケージとアルコールティッシュのみ、普通に詰みました。
応急処置で汎用arc1を使っていましたが点ソール嫌いすぎて絶望。
追い打ちをかけるようにarc1の品切れ。amazonにもhid-labsのサイトにもありません。hid-labsさんのspread sheetにも記載がなくここでも絶望。
hid-labsさんにdmしても返答なし、たぶん嫌われています。許してください。
そんなこんなでarc1に似たNP01S専用ソールがないかなと思いゲーマーに聞いてみたところ、
「TALONのVARREL(ドーナツ形状ソールのこと)」
「汎用いいじゃん!何が悪いん?」
「純正ソールなんではがしたんですか?」
「corepad normalおすすめですよ!」
わかってない。わかってなさすぎる。汎用ソールは好きじゃないしそもそも専用ソールって言ってんだろ!Vaxee純正もなんか苦手だしcorepadはarc1と違いすぎる。僕はわがままなのだ。
そこに気になることを言い出したやつがいた。
「XraypadのObsidian Skateなんてどう?」
なにそれ。しらない。気になる。
ということで買ってみました。
ここから記事本編です。
Xraypad Obsidian Skate
Xraypadの出したマウスソール
Xraypadといえばaqua controll+とかのマウスパッドが有名でマウスソールを作っているイメージはありませんでした。そういう認識の人が僕を含めて多いのではないでしょうか。国内ではふもっふのおみせが代理店として取り扱ってますよね。今回レビューするobsidian Skateに関しては汎用の点ソールしかふもっふのおみせからは購入できないですが…
調べてみたところXraypadはJade SkatesとObsidian Skatesというマウスソールの二種類を主に展開しているらしいです。最近はSkypadとコラボしたObsidian Proというskypad専用汎用ソールも出したらしい。汎用なので僕は買わないですがSkypadユーザーは購入して試してもいいんじゃないでしょうか。
上記の二つは公式から出ているObsidian/Jade Skatesのパラメータです。Jadeのパラメータは何となくesptigerのiceに似ているような気がします。
Jadeがglide/speed星5ということは星4のObsidianはarc1と同等の滑りなのではないかと思ったので今回はObsidian Skateを購入しました。
内容物
Obsidian Skateの内容物は以下の三点でした。
ソール本体×2
粘着剤除去ワイパー
アルコールパッド
大抵のソールについてくるのはアルコールパッドとソールのみですが、粘着剤除去ワイパーまでついてきました。この粘着剤除去ワイパーがハチャメチャに良くて、まじでするする粘着剤が落ちるんです。本当にすごかった。アルコールパッドだけにはもう戻れないです。
粘着剤除去ワイパーで粘着剤をふき取った後アルコールで底面全体をふき取り、ソールを貼り付けるという手順でした。
気づきましたよね。この真っ赤なソール。購入する前から「赤くね?」と思っていて実際見たときには赤すぎてソールにフィルムがついてるんじゃないかと思うくらい赤かったです。赤色が好きな人に刺さるギラギラした赤色だと思います。Obsidian(黒曜石)なのに赤いんか…
Obsidian Skate どんなもん?
arc1とは違う操作感
結論から言うとこいつはarc1ではないです。
スピード系のソールというよりはコントロール系のソールでした。私の体感ではarc2よりすこし遅いか同等くらいの操作感でした。今回の試技環境にはpulsar parabreakを使用しました。parabreak、改めていいマウスパッドですね。この環境ではかなりコントロールに寄った操作感でストッピングアシストを強く感じました。Obsidian Skateは力の入れ具合に応じた滑走速度の変化が少ないソールで、初めてマウス加速を切った時のようなエイムの変化を個人的には感じました。
海外レビューではガラスマウスパッド上での使用感のレビューが多かったですが、僕のメインマウスパッドが布系が多いのでここでは布パッドを使用していてobsidian skateが気になっている人にフォーカスして話していきたいと思います。
エッジの丸み/サイズ
エッジはしっかり丸まっています。マウスパッドの上を滑らせて引っかかるような感覚などはなく、見た目上もかなり丸まっているのがわかります。
サイズについて一つ注意点があります。
僕のもとに届いた個体はソールガイドのギリギリを攻められた個体でした。
僕の愛してやまないarc1はソールガイドよりわずかに小さいので貼り付けが簡単です。その代わりデメリットとして接着剤がはみ出ていて1週間程度使用した時にソールの端にほこりや繊維のカスがついてしまうという見た目と操作感に問題が発生しやすいソールでした。
逆にObsidian Skateは貼り付けが他のソールより器用さが求められる代わりに使い続けても見た目の清潔感も操作感の変化もない非常に安定したソールだと感じました。
厚さは0.8mmが公称値ですが使用した感じはもう少し厚いソールのように感じました。arc1が0.8mmくらいだったと思うのでわかりますが同じ厚さのようには感じられませんでした。あまり気にしない人ならいいかもしれませんが、何となく気になる人もいると思うのでここに記しておきます。
耐久性
10日間の使用をしていて明らかにソールの消耗度合いが少ないことに気が付きました。一日4~5時間ほど使っていると10日間でarc1だと操作感に変わりはないもののソールの裏面をみて摩擦によってできる傷が見て取れるのですが、Obsidian Skateには摩擦によってできる動かした方向に削れている部分みたいなものが極めて少ないと思いました。
G Pro Xの純正ソールが特にわかりやすいと思うのですが、使用しているとソールに摩擦でできた傷ができたり光沢が出たりなんてことがあります。Obsidian Skateはもともと光沢感があるので目立たないのかもしれませんが傷はなくソールの耐久値は僕が今まで使ってきたソールの中で一番あるんじゃないかなと思います。(そんなに試したソールが多いわけじゃないけど)
まとめ
見た目もスペックも申し分ないコントロール系ソール。
コントロール寄りの操作感で安定した操作とストッピングアシストを求めたい人に特におすすめします。損耗率もかなり低くてコストパフォーマンスに優れたマウスソールなんじゃないかと思います。真っ赤で見た目もいいのでS2V2red+Zowie G-SR-SE rougeと合わせたらかっこよさそうだなとおもいました。
終わりに
まず、ここまで読んでいただきありがとうございました。
Obsidian Skate、結構気に入ってます。黒曜石というと何時だか行った打製石器を作る体験で、黒曜石のでかい塊を割って包丁にした経験を思い出しますね。あれどこにしまったんだっけ。結局包丁としては使えなくてレターオープナーにして気に入ってたんですが…まぁ伊東屋とかに黒曜石モチーフのペーパーカッターが売ってたような気もするんで見つからなかったら買うことにします。
Obsidian Skateは黒曜石の切れ味のようにシャープでスピード感のあるソールをイメージしていたのですがコントロール系のソールだったので残念と言えば残念なのですが新たなエイムの可能性に気づくことができたきっかけのソールになったと思います。
Jade Skateもスーパースピード系の良いソールと聞いたので使いたいマウスを見つけたら使ってみようかなと思います。でもやっぱり僕はarc1が大好きなんだぁぁぁぁぁ!
NP01S arc1が買えるようになったら変えちゃうかもなぁ。
hid-labsさん。まじでお願いします。そして嫌わないでください。
今回Obsidian Skateはデバセレさんで購入したのですがどうやら過去にwootingの転売してたりでなんだかキナ臭そうなので個人輸入か汎用ソールが使える人はふもっふのおみせで購入してください。
というかなんでふもっふは汎用ソールしか取り扱わないんだ!!!俺を就職させろ!!!!送ったグーグルフォームの返信を返せ!!!(魂の叫び)
と、こんなところで今回は筆を置かせていただきます。哀れなキリンをふもっふに就職させてあげてよ;;と少しでも思っていただけたらnoteのフォロー/likeよろしくお願いします。ふもっふのおみせに届きますように。
では、おやすみなさい。