ZENAIM Keyboard 購入記
おはようございます。キリンです。
今回は書きたいことがほぼ本編なのでここから本編です。
はじめに
師走も後半、恩師がガンダで殴りかかってくる時期ですね。私はキリンなので関係のない話です。しかし、私の言葉を翻訳してくれている方はいろいろ忙しいらしく、ZENAIM Keyboard購入から一か月ほど時間が経ってしまったようです。申し訳ありません。
さて、年の瀬ということもあり2023年を振り返りながら話すとしましょうか。今年のゲーミングマーケットを大きく盛り上げたデバイスは何かという話です。それはやはりwo〇tingじゃないでしょうか。
ラピッドトリガーという革新的な機能にカスタマイズ性みんなが惹かれ購入し、メルカリでは相場が4~5万円。正規購入は数か月待ちという恐ろしいデバイスでした。
私は2021年から steelseries ApexPro TKLというキーボードを使っていました。steelseries ApexProはアクチュエーションポイント可変式の磁気スイッチキーボードで、一億回のスイッチ耐久があるという謳い文句で30000円近い価格でした。
当時はかなり高いと思っていましたが今のゲーミングデバイスマーケットからするとまずまずの値段といったところでしょうか。30000のキーボードがまずまずの値段、冷静に考えると怖いですね。
wo〇tingに続いて蛇のマークのブランドや東フ゜レのrealf〇rceもラピッドトリガーを載せたキーボードを発売しました。カスタマイズ不可のキーボード、しかもゲーム中にとっかえひっかえできないものにそれだけの需要があるというのは異常ではないかと思うこの頃です。
ZENAIM Keyboardを選んだ理由
さて、そんな多くのメーカーが参入している中なぜZENAIM Keyboardなのかというと、それは私の持つキーボードの購入基準に理由があります。
日本語配列であること
デザインが良いこと
プロが実践使用していること
(できれば)日本の企業であること
1.日本語配列であること
こうしてnoteなどの書き物もするため使い慣れた日本語配列だとうれしいですよね。英語配列だと@マークの位置がshift+2とかで慣れの問題ではありますが、違和感があります。何より、「」かぎかっこを英語配列で出すのは至難の業です。キーボードをみて一目で分かれば無駄な労力を割かずに済むのでうれしいです。
2.デザインが良いこと
デザインの良さは欠かせない購入条件です。ダサいキーボード使いたくないでしょ?それにラピッドトリガー付きのキーボードは2~3万平気で越えてきます。高くてダサいなんて最悪です。長い付き合いをするものだからいいものを買う。服は耐用年数少ないからそこまでの買わないけれどだけど時計はOMEGAとか買うタイプの男なんです。一見無頓着だけどこだわるところはとにかくこだわる男、かっこいいでしょ?男の子はそういうのが好きなんです。
3.プロが実践使用していること
プロが使っているという保障はかなり個人的に効きます。
キーボードに関して言えばwo〇tingがもうありますから、それを使えばいいんです。それでも他のキーボードを使うということは、それだけ優れていると「勝利を求めるプロ」から思われているという保障になります。VCTでもwo〇tingの使用率が50%を超えているというポストをXで拝見しました。それだけ信頼されているキーボードを押しのけプロが選んでいるキーボードの信頼、そしてプロへの信頼を込めて購入したいですよね。
4.(できれば)日本の企業であること
日本のデバイス業界は世界から見てかなり遅れていると思います。マウスパッドのARTISAN以外に世界で使われているマウス、キーボードがともに存在しない現状。
ものづくりの日本は一体どこへ行ったのか、お金が足りないなら私たちが経済を回すしかないでしょう。もっとお金を回して日本発の世界に通用するデバイスを作っていってほしいと心から思っているので多少高いのは目をつむれます。この記事を読んでいる貴方も日本のデバイスメーカーにお金を回しませんか?共に日本をデバイス強国にしましょう。
条件を満たしたキーボード
これらの条件を満たしたキーボードは、
条件3を無視した場合ELECOM VK600A
REALFORCE GX1
条件4を無視した場合のRAZER HUNTSMAN V3 PRO
そして ZENAIM Keyboard
この4つのキーボードが候補になると思います。
候補に入ったキーボードの長所
これらのキーボードはそれぞれが長所を持っていました。
ELECOM 600Aは圧倒的コスパに優れていて、日本語配列でありながら65%のコンパクトなキーボード。そしてキーボードにUSBポートが内蔵されているため、マウスのドングルの接続やUSBメモリの使用に便利です。
キーにかな表記がなく、スタイリッシュであることもデザイン性の最低限を担保しているといえます。APEX Pro 2018はUSBポート内蔵のキーボードだったのであればうれしいなぁと思っていて購入の候補に入っていました。
REALFORCE GX1は価格も候補の中で中間に位置していてREALFORCEブランドの信頼性もありながら、CRESTGAMINGをはじめとするプロも実践使用していて信頼性もあります。
キーの重さも選択できることも強みの一つで誤入力を防げる45gのキー荷重と静音性とキー押下速度に優れた30gがあります。
かな表記のないキーキャップとフローティングデザインを採用していて、スチールフレームも採用されているため値段相応の高級感とデザイン性に手入れのしやすさを両立したバランスがいいキーボードになっています。
RAZER HUNTAMAN V3 PROは候補に挙がったキーボードの中で唯一メディアキーのあるキーボードです。
HUNTSMAN V3 PROは唯一触ったことのないキーボードで分からないことも多いのですが性能はRAZERが作っていることの信頼性、かな表記のないキーキャップ、そしてデザイン性に優れています。世界的に使われているブランドの製品はそれだけで信頼感もあり、多くのプロも使用していることから性能の高さもうかがえます。
最後にZENAIM Keyboardです。80%サイズの日本語配列、ロープロファイルのフローティングデザイン。東海理化がスイッチ、キーキャップ、デザインにこだわって作った最高級キーボードです。
ZETA DIVITIONが監修しているキーボードでZETA lazさんとcrowさんのキーボード設定をソフトウェアから読み込んで自分のキーボードに反映させることもできるなど、コラボしたZENAIM Keyboardならではの機能も充実しています。
価格が44000円とかなり高価でflux keyboardの予約注文時とほぼ同価格です。その分デザイン性と打鍵感、性能に特化していて他社製キーボードが0.1mm ラピッドトリガーなのに対してZENAIMは0.05mmでラピッドトリガーが動作します。
なぜZENAIM Keyboardを買ったのか
コスパを考えるのであればもっと安いものを選ぶこともできたし、メディアキーもなく、初期ロットの評判がよくない。
ZENAIM Keyboardを選んだ理由は逆張りです。周りの人がwo〇tingやGX1を持っていてこれいいよとか言ってくるので周りで誰も持ってないキーボードを選びたかったんです。
日本企業の努力の結晶だとか性能がどうとかはあんまり関係なく気持ちが他のキーボードに気持ちが向かなかったから購入したという何ともしょうもない理由でこのキーボードを購入しました。馬鹿だねぇ。
しかし、ZENAIM Keyboardを購入したことは間違いではなかったと思っています。性能的に最高のものを買うということは他の物に気が移る心配がないからです。ゲーマーたちの間ではこれをエンドゲームと呼びます。
エンドゲームできるキーボードでありながら日本企業とマーケットを支援できるまさに一石二鳥のキーボードであることは間違いありません。
この記事を読んだ貴方もZENAIM Keyboardを買ってキーボードに悩む日々からおさらばしませんか?
終わりに
購入記だけで長くなることが予想できていたのでZENAIM Keyboardの記事は二つになります。
前半がこのZENAIM Keyboard購入記、後半はZENAIM Keyboardのレビューです。ポジティブな部分とネガティブな部分がかなり明確なので比較的早く作ろうと思っています。そちらも読んでいただければありがたいです。有名レビュアーの二番煎じにならないような記事を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
またキリンは随時ライターのご依頼なども受け付けていますのでご依頼があれば下記のXのDMにお願いいたします。日本企業のデバイスは無償提供は一切受け取らないつもりです。先行購入という形で売り上げに貢献させていただけるとありがたいです。
そんなこんなでここまで読んでいただきありがとうございます。noteとXのいいね/フォローなどいただけると励みになります。
では、おやすみなさい。