種族について
ルゥ神を筆頭にした神族
ルゥ神によって棲み分けを余儀なくされた、
『真人』『魔人』『亜人』の3つの人種。
『真人』は、生まれながらにして『ヒト』であり、遥か太古から世界の覇権を握るべく戦を続け、小国を隆盛させてきた。獣を使役し、時に亜人、魔人すら使役する階級世界の上流である。
『魔人』は、時を経た亜人が、ほぼ完全なヒトの姿を得て、魔力を持った魔的な存在である。かつては真人と対等であったが、魔力を恐れた真人から差別・畏怖の対象となり、正式な階級から外れ、真人の奴隷や傭兵など持てる力を活かし生きるようになった。第二階級のヒトである。
『亜人』は、時を経た獣が極稀にヒトの容に近づき、言語と僅かな魔力を持った。獣より僅かにヒトに近いが、獣の本能と野生の力で生き延びるか、真人の飼い馴らしになるかのスラム階級である。