《銅龍 クシャルダオラ》[MHO2-JP058]
国民的ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』、略称を『モンハン』。今作はこの作品に登場する『銅龍クシャルダオラ』の遊戯王オリカです。
《鋼龍 クシャルダオラ》
シンクロ・効果
星7/風属性/幻竜族/攻2850/守2700
チューナー+チューナー以外の「竜」モンスター
①:このカードは罠カードの効果を受けない。
②:このカードの攻撃宣言時に手札を2枚まで捨てて発動できる。
捨てたカードの枚数によって以下の効果を適用する。
●1枚:相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
●2枚:相手フィールドのカード2枚を選んで破壊する。
③:このカードが破壊され墓地に送られたターンのエンドフェイズに、フィールドの魔法・罠カードを全て破壊して発動できる。
手札からレベル5以上の「竜」モンスター1体を特殊召喚する。
ステータスについて
モンスターハンター世界においてクシャルダオラは古龍種に分類されます。
この種はモンスターハンターの世界観における特別な存在で、よく伝えられるのは「伝説的なモンスター」「滅多に見られない存在」という印象。
火竜リオレウスや土砂竜ボルボロス、蛮顎竜アンジャナフといったモンハン界でメジャーな生物を"竜"と称するのに対し、
銅龍クシャルダオラや炎王龍テオテスカトルが属する古龍モンスターは"龍"とわざわざ呼び分けるほど明確に差別化して扱われます。
「幻の存在」として扱われる古龍種の種族として、今作は古龍種=幻竜族として当てました。ここまで説明しておきながら結局は幻"竜"族になっているが…そこは妥協するということで(最近の設定だと太古の昔は古龍も"竜"と呼ばれていたらしいのでギリセーフ…?)。とにかく幻な存在ということです。
また、古龍種は全てシンクロモンスターで統一されます。災いの兆し=チューナーさえあればどの場所でも降り立って来てしまうイメージからです。
レベルは危険度7(モンハンX/XX時点)なので、それと同じ数に。風を操る能力を持つことから風属性です。攻守は銅龍=メタル繋がりで《メタル・ドラゴン》(星6/風属性/機械族/攻1850/守1700)の攻守の1000アップ版になります。
ー効果の解説ー
①効果について
古龍種はとても知能が高いため、人工的な拘束罠にかからないという性質を持ちます。そこで①では完全罠耐性を持たせています。
古龍種の共通効果。
②効果について
「天災そのもの」ともよく呼称される古龍種、彼らはそれぞれ『自然現象』になぞらえてデザインされています。
せいぜい「炎の球を吐く」程度のリオレウスに対し、クシャルダオラ含む幾つかの古龍は「なぜか、いる場所・いく場所、天候が勝手に変わる」という規格外の異能を持つ、それが古龍種。
その中でもクシャルダオラは『暴風雨』を司り、いる場所いく場所すべてに暴風雨を発生させ、クシャルダオラ自身も人を吹き飛ばす勢いの暴風を操ったり、纏ったりしてハンターを追い詰めます。
それにならって、通常罠《暴風雨》の効果をアレンジして採用しました。
手札をコストにしてるので、どことなく《ツインツイスター》っぽい。実際、この龍は戦場に数個の竜巻を発生させて戦うのでピッタリです。
《暴風雨》-レインストーム
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力を下げる事で、以下の効果を適用する。
●1000ポイント下げる事で、相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
●2000ポイント下げる事で、相手フィールド上のカード2枚を破壊する。
③効果について
③は①に続く古龍種モンスターの共通効果になります。古龍の字から取って《古のルール》の効果を引用したのが、
このカードが破壊され、墓地に送られたターンのエンドフェイズに発動できる。手札からレベル5以上の「竜」モンスター1体を特殊召喚する。
という効果。「今の生物の死が次世代の生物に送る養分となる」のは、伝説と云われ恐れられる古龍も例外ではないのです。
《古のルール》-いにしえのルール
通常魔法
手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。
またクシャルダオラには
このカードが破壊され墓地に送られたターンのエンドフェイズに、フィールドの魔法・罠カードを全て破壊して発動できる。~
という風に《大嵐》がくっついています。
前述した、一部の古龍が持つ「なぜか、いる場所・いく場所、天候が勝手に変わる」という性質は、その生物が活動を停止するとともに、その性質も鳴りを潜めもともとの天候に戻る…という現象があります。
この効果はその再現として入れてみました。
《大嵐》-おおあらし
通常魔法
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
以上、『モンスターハンター2(ドス)』におけるメインモンスターであり、”暴風雨”の象徴として人々に恐れられる古龍種、《銅龍クシャルダオラ》の遊戯王オリカでした。