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おもしろい・珍しい効果テキストのカード集Vol.3

ちょっと珍しい仕様だな、今日日見ない用語使われてるなと思ったカードをまとめていきます。
何かの参考になれば幸いです。

twitter(現X)やnoteのコメントで貰った意見も採用して記事にさせてもらっています。ご協力いただき感謝です。


「攻撃対象を自分が選択し直す。」

①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃対象を自分が選択し直す。

「選択し直す」は現在このカードのみのテキストです。
直接攻撃できるモンスターの攻撃でも、プレイヤーからモンスターへ攻撃対象を移せるそうです(逆も可能)。

「相手モンスターの攻撃対象は自分が選択する。」

②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手モンスターの攻撃対象は自分が選択する

意外と2枚しかない効果。

↓相手が選択するカードもある。


「このカードはセットしたターンでも発動できる。」(効果外テキスト)

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
オルターガイスト」カードの効果によってセットされているこのカードはセットしたターンでも発動できる。

効果外テキストで、セット後に即発動できることが書かれたカード達。
ゲームスピードについていくための弛まぬ努力が垣間見える。

「セットしたターンでも発動できる。」(永続効果)

②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の「R-ACE」カードの効果でセットした速攻魔法・罠カード1枚はセットしたターンでも発動できる。

永続効果でセット硬直解除をしてるのが珍しい。

「そのカードを自分フィールドにセットする。」(モンスター・魔法・罠問わず)

②:このカードがリバースした時、自分の墓地のゴーストリック」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。そのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
その後、自分フィールドにセットされているカードの数まで相手フィールドの表側表示モンスターを選んで裏側守備表示にできる。

モンスターを対象としたらモンスターゾーンに裏側守備表示で特殊召喚し、魔法・罠を対象としたら魔法&罠ゾーンにセットする…という処理を、同じ「セットする」という用語で一括りにしている効果テキスト。

「融合素材モンスターを破壊し、~融合召喚する。」(破壊融合)

①:融合モンスターカードによって決められた自分フィールドの融合素材モンスターを破壊し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはEXデッキから特殊召喚されたモンスターしか攻撃できず、EXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。

墓地に送ったり、除外したり、デッキに戻したりする融合召喚は数あれど、破壊して融合召喚するカードはwiki見る限りこのカードのみです。

「裏側表示でこのカードに装備する。」(裏のまま装備)

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分のデッキの一番上のカードを攻撃力500アップの装備カード扱いとして裏側表示でこのカードに装備する

①で裏のまま装備して、②で裏のカードが何の種類か当てるという
人狼ゲームがモチーフのカードです。 

「(攻撃表示のまま)守備力を攻撃力として扱いダメージ計算」

②:攻撃表示のこのカードが攻撃表示モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
その戦闘ではお互いのモンスターの守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。

守備でタックル攻撃する効果は超獣武者が有名ですが、
攻撃表示のまま守備力を守備力のままにして殴るのはこのカードだけかも。
「攻撃力・守備力を入れ替える」で同じことできるからなぁこれ。
イラストも「龍の威を借る狸」になっていて大変凝っております。

「フィールドに戻す。」

①:このカードは自分フィールドの表側表示モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。

②:このカードの①の方法で特殊召喚した場合、次のスタンバイフェイズに発動する。
このカードを特殊召喚するために除外したモンスターをフィールドに戻す

一時的に除外したカードを自身の召喚が成功したか否かで帰還するかしないか分岐させたい時に使いたいテキストですね。「フィールドに戻す。」

「フィールドに戻る。」

②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの、「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードをデッキの一番下に戻す。この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻る

「戻す」もあれば「戻る」もあるよねと。
「エンドフェイズまで除外する」効果の、より処理を複雑にしたバージョンですね。
戻ってくるカードに効果を付与させたい場合や、○○フェイズ以外のタイミングに戻ってきて欲しい場合に使うテキストです。
「フィールドに戻し、~。」というテキストも数件確認しています。
《亜空間物質回送装置》という効果処理中に行って還ってくるカードが出てきた時はびっくりしました。

ただ ↑ の「漆黒の薔薇の開華」は「次のスタンバイフェイズまで除外し、」で良かったのでは?とずっと疑問を抱いている…。まさに「聖騎士と聖剣の巨城」がそういうテキストだし…。

【おまけ】古くて珍しいテキスト紹介

・分岐効果の番号の書き方が謎。

①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。サイコロを1回振り、出た目の効果を適用する。
1・自分のLPを半分にする。
2・その攻撃を自分への直接攻撃にする。
3・自分フィールドのモンスター1体を選び、そのモンスターに攻撃対象を移し替えてダメージ計算を行う。
4・攻撃モンスター以外の相手フィールドのモンスター1体を選び、そのモンスターに攻撃対象を移し替えてダメージ計算を行う。
5・その攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
6・その相手モンスターを破壊する。

多分、表記揺れ。

・場所

自分フィールド上に存在する恐竜族モンスターが破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
相手フィールド上の魔法&罠カードゾーンから3カ所を指定する。指定した魔法&罠カードゾーンは使用できない。この時カードが存在している場所は指定する事はできない。このカードは発動後3回目の自分のスタンバイフェイズ時に破壊される。この効果で破壊された場合、自分の墓地の恐竜族モンスター1体を手札に戻す事ができる。

今なら「ゾーン」と読み替えて良いと思う。

・強制発動

魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を選択して発動する。
選択したカードをめくって確認し、そのカードが罠カードだった場合、強制発動させる。発動タイミングが正しくない場合、その効果を無効にし破壊する。そのカードが罠カード以外だった場合、元に戻す。このカードは発動後、墓地へ送らずにデッキに戻す。

今だったら「発動しなければならない。」みたいなテキストで良さそうではある。

この記事は予告なく追記・編纂が加わる可能性があります。ご了承ください。

また、この記事に適したカードに心当たりがある方居りましたら、ぜひお力添えいただきたいです。当記事でコメントをお待ちしております。

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