『カゲロウデイズ』×遊戯王オリカ(リメイク)vol.3
※『カゲロウプロジェクト』の全ストーリーのネタバレを含みます。
※オリカが苦手な方はブラウザバック推奨。
「”対象”に焦点を当てたテーマ」としてメカクシ団の方々にカードとなってもらいました。カードパワーはOCGの12期を目指しています。
引き続き、エネのオリカから紹介します。
《メカクシ団No.6 エネ》
攻守は「貴音2号」または「ツインテール」から。
(2を髪に見立てて「2(凸≧ワ≦凸)2」みたいな顔文字が好きだった覚えがあります。ただ検索して何も出てこなかったのでただの妄想かも。)。
青髪青ジャージに合わせて青枠のリンクモンスターです。
「目が覚める」の「常に覚醒状態で居られる身体」という性質が、守備・裏守備にならないリンクモンスターと相性が良くて気に入ってます。
そして、OCGではまだ2体しか登場していないリンク6モンスターです。
現状、主人公格にのみ許されてるリンク6を使用していい物か悩みましたが、作品の看板娘だし、団員No.6だし、オリカだから…良いかな!と。(「ルール上リンク6」にするアイデアを後から思いつきましたが、後述の夕景の効果が成立しなくなるので今回は見送ります。文字数もオーバー気味ですし。)
エネはリンク召喚で出すというより、他のカードの効果で装備して使うのがメインのカードです。次の記事で紹介するシンタローのペンデュラム効果で、場に出てきたモンスターにくっつけて使います。
装備魔法となった後はとにかく敵陣を妨害してくれます。装備魔法少女エネちゃん。
不老不死の精神を持つので装備カードで居る限り”墓地”とは無縁です。
相手モンスターに装備すると、相手の魔法罠をハッキングして自分のものにできます。強い。
カノが効果で相手の場に潜入してくれれば、すぐにこの効果を使えます*。イタズラコンビで相手の心を乱していきましょう。
*シンタローのP効果が「モンスターが召喚・特殊召喚した場合に、そのモンスターにエネ装備」という効果なので、相手装備時効果が使えるかは基本相手依存なのです。
自陣では対象の表示形式を狂わせます。音か何かでターゲットを怯ませたり、逆に元気づけたりするイメージです。寝てるシンタローを起こしたり、警備員を音で気絶させる場面をモチーフにしています。
サイバース感満載なキャラですが、ここはあえてサイキック族にしました。テーマ全体の動き的にもサイキックで統一した方が都合がいいので...。
《メカクシ団No.9 コノハ》
レベル・攻・守で「コノハ(918)」の語呂合わせになります。守備力は"ゲームの上手さ"なので、エネより低い2080です(語呂合わせとキャラ差の兼ね合いで半端な数値に)。
チューナーとチューナーでシンクロできる系シンクロモンスターです。
チューナーはキドとマリーとシンタロー。物語の中核っぽい3人を選んでいます。
コノハに団員を”墓地送り”して欲しくなかったので、召喚素材を手札に戻す効果外テキストを付け加えました。このテーマで墓地行きは文字通り"瀕死"のイメージなので。
素材自動還元シンクロを汎用で出す訳にはいかないので、素材の縛りは厳しくしています。
「目が醒める」の能力によって作り替わる最強の身体を持つので、団員の中で最大の攻撃力と破壊耐性を併せ持ちます。
その反面、優しい心の持ち主でもあるので、敵であっても”墓地送り”はせず、バウンスに留めてくれます。
”友達”にお願いされるともっと強くなってくれます。
《夕景イエスタデイ》
エネとコノハのモチーフ曲として、貴音と遥モチーフの曲『夕景イエスタデイ』を選びました。
『閃光の舞姫・エネ』が戦場のエネミー6体を墓地送りにして登場します。このためのリンク素材”モンスター6体”。
コノハ同様、団員は手札に戻ります。
このテーマにおける貴重な除去手段です。他はフリチェではエネの魔法罠パクリとアヤノの闇属性限定デッキバウンスくらい…メカクシ団は慢性的な除去札不足です。
場にコノハが居ないと使えませんが、決まりさえすればOCGの中でもかなり上位の突破力と破壊力を持ちます。メカクシコードが場にあれば超融合も真っ青な性能に…。『閃光の舞姫』様々です。
《メカクシ団No.4 マリー》の紹介の時に、「攻撃力は体力や筋力、守備力はゲームの上手さの序列で設定している」と明かしましたが、このカードを発動すると、それが入れ替わります。
ゲームといえばそう、文化祭の出し物になった自作ゲーム『ヘッドフォンアクター』。
③の効果は「夕景発動後しばらくは、フィールドがゲームの世界になる」…的なコンセプトで形にしてみました。
.......とはいえ、ほとんどの団員は攻守ともに大した数値を持ってないので、特段旨みのある効果でもなかったりします。この効果で恩恵を受けるのはシンタローくらいです。
(あまりにも旨みがないので攻守合体効果にするか検討中…)
《アウターサイエンス》
「目が冴える蛇」専用魔法です。
儀式素材はコノハとエネにしました。装備化してるエネも素材にできます。”女王”の素材をEXデッキから引っ張り出しておくことで、”冴える”の融合効果が不発するのを防いでいます。
クロハは敵陣に出します。クロハは召喚時に強制効果を持ってるので、何もなければ女王が出てきてリセットが始まるだけですが、もしクロハがスキドレなどで無効にされたら3600のダイレクトアタック持ちを相手の場に出すだけになってしまいます。十分に状況確認してから儀式召喚を行いましょう。
「アウターサイエンスを無効化される」ということはつまり、「冴えるの計画が止まる」ということで。
それはメカクシ団にとってはハッピーエンドなので、その場合はプレイヤーの勝利となる……という変な耐性を加えました。相手が出したユニコールに当てたり、相手が出した無効持ちをパクって自分でこれを無効にすればそれで勝てるので、チャンスが来たら積極的に狙っていきましょう。
②はよくある墓地起動効果です。クロハの手札効果と合わさりループします。
《目が冴える蛇》
レベル・攻・守でファンの俗称「クロハ(968)」の語呂合わせになります。
女王を融合召喚する効果、女王の”巻き戻し”を不発にさせないようカゲロウデイズに耐性を与える効果、手札交換効果を持ちます。
場・墓地・除外ゾーンにメカクシ団7種類が揃ったら発動しましょう。タイミングを間違えると次のターンに敵陣のクロハがダイレクトアタックかましてきます
また、ヒビヤとヒヨリを事故に巻き込む計画の再現で、団員を〇してドローする効果を持ちます。
テーマ内でドロー効果はセトとこのカードだけなので、悪趣味な効果といえど貴重なドローソースです。相手にもドローさせるのが痛いですが。
(本当は"墓地へ送る"にしたかったんですが、そうするとエネ、シンタロー、アヤノを対象にできなくなるので"リリース"の処理にしました。)
「手段を選ばず、宿主の願いを叶える性質」からまさに悪魔の契約を連想するので、種族は悪魔族としました。
"アザミの夢”から生まれた”蛇のような何か”って観点で幻想魔族でも良いですけどね。
《目を合体せる蛇の女王》
攻守は「マリーの団員ナンバー」…など。
カノが『「メカクシ団」以外のための素材にできない』都合上、女王マリーには『「メカクシ団」モンスターとして扱う』の一文を加えました。
ただの効果外テキストではありますが、「どんな姿になっても仲間の一員」的なメッセージにも読めるのがエモくて良いですね。
世界をカゲロウデイズ化しリセットする効果を持ちます。皆がいないこんなデュエル、もう興味もない。
「世界を最初からやり直す」を再現するために、プレイヤーに、除外ゾーンも含めて巻き戻させることにしました。創星神もビックリ。
EXデッキはノータッチなので、Pモンスターなら何かを残せるかも...?
LPと手札の枚数もデュエル開始時の状態に整え、スキップ先をメイン2にすることで「先行1ターン目はバトル無し」も再現する徹底ぶり。
存在するだけでゲームバランスを崩壊させかねない効果なので、召喚条件は厳しめに「自分専用サポートの効果でのみ出せる」ようにし、リセット後は相手にターンを渡す形にしました。
融合素材の”7種類”はアニメ最終話を参考にしました。コノハは願いを叶えて消えかけで、アヤノとシンタローは不在なので、キド・セト・カノ・モモ・貴音・ヒビヤに宿主のマリーを足して7人です。
夕景イエスタデイに次ぐ4枚目の除去カードです。除去の振り幅が1か0かしか無いですね!
以上、エネ、コノハ、夕景イエスタデイ、アウターサイエンス、クロハと覚醒マリーの紹介でした。
このシリーズで紹介したカードの詳細はバランス調整などの理由で予告なく変更される可能性があります。ご注意ください。