警戒心の強いフリーレンとフェルンをどうやってフィールドに出せば自然なのか、結構迷いました。
結論としては、セットカードを宝箱とし、ミミックだと暗いよー怖いよー状態になり、魔導書だとご機嫌になるという効果に落ち着きました。
戦闘面のフリーレンは次のシンクロ体に詰め込んだので、こちらは冒険を楽しむフリーレンにフォーカスしています。
②も、趣味の魔法収集を効果にしています。
集めた魔法を使ってデュエルを制します。魔法の知識と、結界の解析及び解除を行う効果を持ってます。
②は時の任意効果なのでタイミングを逃します。致命的な隙。
ヒンメル本人というよりかは、回想に出てくるヒンメルのイメージでカードにしました。
フリーレンが何ターン後でもひとりぼっちにならないように、あれこれ頑張ってくれます。
旅の行く先々で出てくる銅像が、フリーレンを新たな出会いへと繋げてくれるのです。
という建前のもと、展開効果を詰め込みました。このテーマの潤滑油です。
「花弁を鋼鉄に変える魔法」のカードを作った暁には、植物族・地属性をコストに相手にダメージを与える効果になりそうです。
相手の場にもトークンが出てしまうのが玉に傷。
②の回収効果は「葬送のフリーレン」の効果のコストに使うのを想定してますが、カードデザイン的にはもっぱら次に紹介するフランメのための効果です。
人間の魔法使いの開祖なので、①は汎用魔法使い族サポートにしました。デッキを3枚の魔導書で圧迫するので、良い感じにデッキを選ぶカードになってるはず。
②は魔力偽装の再現です。「花畑を出す魔法」もレベルを2つ下げてトークンを出す効果にしているように、フリーレン世界の魔法は魔力の代わりにレベルを下げて発動することにしました。
フリーレンの場合、元々の星6+星5(自分ターン)+星5(相手ターン)でレベル16になります。レベル13以上になるのが前提の効果か…なんだか不思議な感覚がします。
「花畑を出す魔法」に記されている、「葬送のフリーレン」「長命の魔法使い フリーレン」「英明の魔法使い フェルン」「大魔法使い ゼーリエ」は、毎ターン魔力を回復し続ける効果を持つことになるので、実質魔法打ち放題です。
フランメの効果で墓地へ送る魔導書です。カード名には特記してませんが、偽物の魔導書です。3枚もあるし。
フリーレンにとってのご褒美的な効果を持ってます。出来の良い偽物の魔導書を通して、先生の軌跡を辿りましょう。
②で各地域に散らばった魔導書を、何かしらの汎用カードで回収していくのも面白いかも。
この時代のモンスターカードなら基礎的な魔法で充分戦えると言わんばかりのサーチ効果です。
②は、コストで自身を手札に戻し、場の魔法カードへチェーンブロックを組まない破壊効果を付与する…といった品性のかけらもない卑怯なモンスター効果です。
1つの効果に無法な要素が2つも入ってますが、フェルンだし良いかなと。
ダメステ発動可能の一文は正味フレーバーテキストで付けてます。魔法撃つの速そうに見えたらいいなって思って。
カード名に使っている「英明」は、
恩人のハイター(heiter)⇒ドイツ語で「澄み渡る・明朗・聡明」
⇒「明」の字を使うフェルンぽい熟語
⇒「英明(才知がすぐれ、物事の道理に通じていること。)」
的な経緯でつけました。「長命の魔法使い フリーレン」とも韻を踏んでます。
あまり気に入ってるカード名では無いので、公式で良い二つ名が付いたら変える予定でいます。
フェルンを死地から拾い上げ、フリーレンを弟子につけてくれます。
フェルンの隠密適正は別にハイター要素では無いですが、文字数的に都合がいいのでこの形になりました。
「相手の」がどこまでかかってるか分かりづらいかもなので補足。
【●の効果について】
■チェーンブロックの作られない効果です。
■相手の魔法カード、または相手の悪魔族・魔法使い族のモンスターの効果の対象になりません。
「一般攻撃魔法」と書いて「ゾルトラーク」と読みます。
効果外テキストのおかげてフェルンの効果でセットしたターンでも即発動可能です。
例の如く、魔法使いのレベルを消費して使います。打点を上げる効果なのでダメステでも発動可能。
特定のカードと同じ縦列のカードしか破壊できないので扱いに注意。
仕様がちょいめんどい代わりに、レベルが残っている限り何回でも発動できるようにしました。フェルンは魔力偽装も含めると星10くらいになるので、3回連続で撃てる…といった感じになります。
物語中では「防御魔法」の名で呼ばれていますが、そのままカード名にするとなると流石に味気ないので、原作5話の中で出てる単語の中から「防御術式」と「展開」をくっつけて勝手に魔法名にしました。
物理に弱いのでバフの数値は低めです。
代わりにちょっと効果範囲が広いです。
破壊を防ぐこと自体には魔力を消費しない(実質この魔法カード自身が消費魔力という解釈)ですが、維持しようとすると魔力消費が大幅に増えます。
発動にチェーンにて破壊効果を撃たれると防御魔法が間に合わずに除去られてしまいます。なるべく引き付けてから展開しましょう。
展開例はこんな感じです。もっといいのがあるかも。
手札:魔法(なんでも)、フリーレン
魔法セット
→フリーレンss→フリーレンef「花畑を出す魔法」サーチ
→ フランメLss
→フランメef魔導書コストでフェルンサーチ
→フェルンNs
→フェルンef防御魔法セット
→フランメef自身除外し効果付与
→フェルンL素材でヒンメルLss→ヒンメルef銅像ss→銅像ef「フリーレン」サーチ
→ヒンメルefフリーレン蘇生→銅像ef1ドロー
→「花畑を出す魔法」efフリーレン'Lv下げ、互いにトークン生成
→フリーレン+銅像で葬送Sss→葬送ef攻撃魔法サーチ
→花畑トークンで汎用リンク2
→エンド花畑回収
自分:3妨害(葬送、攻撃魔法、汎用リンク2)残り手札3+1+1(花畑)
※次ターン...スタンバイ銅像帰還、メイン開始時手札からss
相手:トークン2体
筆が乗ったので全部まとめて記事にしました。
その内、実際にカードを作るかも。イラストが一番のネック。