しみチョコ
今日は…思い出すだけでも涙がでるようなことがあって抜け殻。
帰宅中に彼からLINEが入ったから心がざわついて虚無って返したらお土産に私の好きなお菓子を買ってきてくれた。自分用に買ってきた夕飯も少しわけてくれた。
でもなにも訊かないの。
こういうところが年寄り向きでいいな、っておもう。有難い。
想いを口にするってことは言葉に魂を与えることで、わたしから放たれた言葉はわたしのコントロールの及ばないところへいってしまう。
言葉を口にするってことはそれを認める自覚するってことでもあるから、言葉を口にできるってことは事実として受け容れられたってことでもあるとおもう。
今日の出来事を言葉にできないわたしはまだそれを受容れるられていないのかもしれないし、認めたくないのかもしれない。
誰にも知られてはいけないことや誰かに秘密にしなければならないことは絶対に言葉にしてはいけない。その言葉を口にしてはいけない。書き起こしてもいけない。魂をもった言葉はわたしのコントロールの及ばないところでどんな影響を与えるか分からないから。
言葉にしてしまうとそれは絶対に伝わってしまう。
誰にも知られたくないことだけでなく、誰かに秘密にしていることも、墓場までもっていかなければならない。
そういうことを無理に聞きだそうとせず、絶妙な距離感で佇むように包み甘やかしてくれるひとの存在に感謝。
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