紙テープ用いい感じの太さの巻き棒の作り方
いい感じの太さの巻き棒とは
紙テープを巻くのにあると便利なのが巻き棒です。先端に紙テープを挟めるようになっている棒ですが、これがあるのと無いのとでは大違いです。一度現場で巻き棒がないため手で巻いた事がありましたが、巻き棒が発明される前はこんなに苦労して巻いていたのかと、昔の人の努力には頭が下がる思いでした。現代は巻き棒がある分、かなりヌルゲーになっていると言えますね。紙テープ巻きを始めるハードルなど無きに等しいです。
さて、皆様は巻き棒には何を使用されていますでしょうか。爪楊枝2本を輪ゴムでまとめたもの?竹串?いろいろありますが、以下の2つの条件に合致する巻き棒が巻きやすいと言われています。(俺の中で。)
軸の断面が丸い
いい感じの太さ
1.は、断面が丸いほうが指で棒を回しやすくなります。2.は、いい感じの太さの方が巻いた玉を締める際に力が入れやすくなります。しかし太過ぎると、例えば先端ビットを交換できるドライバーのようなものだと力は入りそうですが巻きづらくなることでしょう。
そんないい感じの太さの巻き棒はどこにあるのでしょうか。いいえ、なければ作れば良いのです。というわけで、先日 師から頂いた巻き棒が折れたので新しいのを作りながら、いい感じの太さの巻き棒の作り方を説明します。
材料
・いい感じの太さの竹ひご
100均に売っています。自分はΦ3の太さが良いです。他の太さが売ってるのかは未確認です。
必要な道具
ニッパ(またはデカめのハサミ)
鉛筆削り(細く削れるほうが良さげ)
カッター
所要時間
4分くらい。
作成手順
①竹ひごを10cmくらいに切る
長さは好みで。長めにしとけば後で調整できますし。
先端じゃない方はバリ取りしとくとキレイになります。
②鉛筆削りで削って先端を尖らせる
鉛筆よりも細いことを利用して、なるべく鋭角に削りましょう。一番先っちょは丸くてもOKです。
③先端にカッターで切り込みを入れる
紙テープを挟めるように先端にカッターで切り込みを入れます。竹なのでそんなに力を入れなくても大丈夫です。
竹ひごを手で押さえながらやるとカッターの刃が手の方に向かって切ることになるので、怪我しないように重々気を付けて下さい。
完成!
以上