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京都環境賞・奨励賞受賞しました!

こんばんは、祇園ビールです。
本年の環境賞では、奨励賞をいただくことができました!!
ありがとうございます。

京都市における環境の保全に貢献している活動に対して、毎年募集されている賞です。
昨年は、観光都市におけるゴミ問題で参加賞、
今年は日々の取り組みについて、評価いただき、奨励賞を受賞することができました。

祇園ビールは、色々な取り組みを行なっている中で、オリジナルビールの副原料を、
京都府産にこだわり、また過剰在庫や廃棄食材などをアップサイクルし、美味しいビールに生まれ変わらせています。

農家の抱える社会問題は、温暖化や気候の変化により年々悪化しているように感じます。

日頃ありがたくいただく農作物は、
自然を相手にしながら、毎日毎日丁寧に育ててくださる農家さん達のおかげで、いただくことができますが、
品質が少しでも規格から外れると商品になりづらいこともあり、天候によって農作物の育成が左右される物を育てている農家さんたちには、頭が下がる思いでいっぱいです。


私は、農業というものに携わったことがあります。
オーストラリアで、トマトやズッキーニ、とうもろこし、バナナ、マンゴーとアボカドなどなど、色々な作物に携わりました。

時にクレーン車のようなものを操作し、
マンゴー畑でピッキング作業をしたり、
アボカドでは、発育前に木に栄養剤を注射したり、四輪バギーで木の育成チェックを何度も行ったり、全身を使っての作業は、本当に身体を酷使し、大変なお仕事です。

また、翌日以降の天候チェックはかかせず、ハリケーンがくる、なんて予報がでたらそれはそれは心配で仕方ありませんでした。

自然が相手なので、どうしようもありませんが、本当に神頼みというか、なんとか無事に収穫できますように、とよく願っていました。


今回、数日前に販売を開始した、
ピオーネのヘイジーIPAというビールは、
京丹後のピオーネをたくさん使用しました。

ピオーネは、あまりB級品などにならないほど、流通しやすい果物だそうですが、
今年の異常な暑さにより、味や糖度は変わらないのに、色づきに少しばらつきあったそうで、
ぜひとも、祇園ビールに使わせてください!!!!とお願いし、使わせていただくことになりました。

出来上がったビールは、
しっかりピオーネの旨みが閉じ込められ
美味しい美味しいビールに生まれ変わることができました!!

ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!

クラフトビールの可能性の大きさは偉大で、
農家の抱える社会問題の解決の手助けができるだけでなく、ビール製造時に廃棄される麦芽カスも肥料や飼料になるため、
循環されたエコシステムが生み出されます。

麦芽カスは、クッキーなどにして私たちがいただくことができ、しかも栄養価が高くスーパーフードと言われ、注目をあびています。
また、クラフト再生紙にもなります。

クラフトビールが生み出す笑顔は、
飲んで笑顔だけでなく、みんなの笑顔につながるものだということを感じます。

だからこそ、祇園ビールは多くの人々の笑顔を生み出せるように、これからも色んな取り組みに力を入れていきたいと思います。

廃棄食材などのお悩み、
農作物の産地のアピール、
麦芽カスを肥料にしてみたい!など
農家さんたちに寄り添っていきたいと思いますので、何かありましたらいつでもご相談くださいね!!

よろしくお願いいたします。

ではでは、
今日はこの辺で〜
いつもお読みいただき、ありがとうございます^ ^

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