01/16 🇺🇸NAHB住宅市場指数
NAHBレポート📰
HMI 主要結果: 2025年1月
新築単世帯住宅市場に対する建築業者の信頼指数は、1月に47となり、12月から1ポイント上昇しました。
以下は、1月における3つのHMI指数の数値です。(表1)
現在の販売状況: 3ポイント上昇して51
見込み客の訪問者数: 2ポイント上昇して33
今後6か月間の販売予測: 6ポイント低下して60(高金利環境が一因)
最新のHMI調査によると、建築業者の30%が1月に住宅価格を引き下げました。この割合は昨年7月以来、30~33%の間で安定しています。また、1月の平均価格引き下げ率は12月と同じ5%でした。販売促進策を利用した割合は1月に61%で、昨年6月以来60~64%の間で推移しています。
Bloomberg📰日本語
米住宅建設業者の販売見通し、7カ月ぶりに低下-ローン金利上昇で
1月の販売見通し指数、前月比6ポイント低下の60
全体の住宅市場指数は1ポイント上昇-9カ月ぶり高水準
米住宅建設業者の景況感を示す住宅市場指数は1月、住宅ローン金利上昇による懸念を受けて6カ月先の見通しが低下に転じた。
キーポイント
6カ月先の販売見通し指数は6ポイント低下の60
低下は昨年6月以来
全体の住宅市場指数は前月比1ポイント上昇の47
9カ月ぶり高水準
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は45
同指数は50を上回ると、事業環境を悪いとみるよりも良いとみる住宅建設業者が多いことを示す
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表
販売見通しは低下に転じた一方、全体の住宅市場指数はトランプ次期政権下で規制環境が好転するとの楽観などを受けて上昇した。
強弱まちまちな内容となったことは、建設業者にとって不安定な時期が訪れていることを示唆する。住宅建設業界は、売り主などの負担で住宅ローン金利のコストを引き下げる「バイダウン」といった販売促進策を活用して、買い手をこれまで呼び込んできた。
しかし、全米抵当貸付銀行協会(MBA)のデータによると、先週の住宅ローン金利は昨年6月以来初めて7%超の水準に上昇。春の重要シーズンを前に業界の見通しを難しくしている。
NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は「米金融当局の政策緩和はペースを減速しながらも続いており、現在は一部市場から締め出されている建設業者の資金調達を助けるはずだ。一方で住宅ローン金利が再び7%近くまで上昇した直接の結果として、建設業者からはキャンセルの増加が報告されている」と述べた。
販売の現況指数は51に上昇し、昨年5月以来の高水準。購買見込み客足指数は9カ月ぶり高水準となる33に上昇した。