クローン病の治療
クローン病患者のぎんじゃけです。
今回はクローン病のメジャーな治療を調べてまとめました。場合によっては、副作用が出てしまい治療方法を変えることもあります。私は医者でもなんでもないですが、個人的に「何のお薬使ってますか?」と聞かれることがあり、皆さんの関心事なんだなと感じます。
ちなみに私は…
ちなみに私は、ペンタサ、ミヤBM、ステラーラを使用しています。治療を始めて6年ほど経ちますが(2025年現在)、今のところ特に問題なく使用できています。
では本編行きましょう。下記は参考サイトです。
栄養療法
みんな大好きエレンタールやラコールを使用した治療です。食事を栄養剤に切り替えることで消化管の安静、炎症抑制につながります。副作用はほとんどないようです。低脂質高エネルギーという夢のような食料(?)ですが、何といっても不味すぎます。私は入院中に毎食飲まされまして、退院後は飲んでいないのですが2度と飲みたくないです。
5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA)(サラゾピリンR,ペンタサR)
ペンタサは服用されている方が多いのではないでしょうか。
・ペンタサ→大腸と小腸に作用
・サラゾピリン→大腸のみに作用
という違いがあるようです。
軽症から中等症の場合、第一選択薬となります。他の薬と併用することが多いようです。副作用は弱めだが出現することがあるようです。
ステロイド製剤(プレドニンR,プレドニゾロンR)
中等症~重症の患者に使用されます。短期で劇的な改善を望む場合に使用されます。使用中、使用をやめた際に強い副作用が出現することがあるため
長期使用は好ましくないようです。私が入院した時は病気が発覚したときなのですが、随分と進行していたのでいきなりステロイドを使いました。このどちらかは忘れましたが、副作用で吐き気がすごかったです。
免疫調整剤(チオプリン製剤:イムランR,アザニンR,ロイケリンR)
じっくりと炎症を抑えてくれます。寛解維持のためにステロイド製剤と併用されることが多いようです。こちらも副作用が多いので主治医と相談になるかと思います。
生物学的製剤(レミケードR,ヒュミラR、ステラーラR)
この薬の登場によりクローン病の入院、手術のリスクを減らせるようになりました。炎症を抑える効果、寛解を維持する効果の2つの役割を果たします。ほとんどの方は何かしらの生物学的製剤を使用していると思います。もちろん副作用もあるので何を選択していいのか非常に迷うと思います。次回、実体験を書きたいと思います。
抗菌薬(シプロキサンR,フラジールR)
主に痔瘻合併症で使用されます。諸々副作用があるようです。
外科手術
薬でどうにもならない場合の最終手段です。
病状が進行して
・狭窄
・多量の出血
・穿孔(膿瘍)
・瘻孔
を引き起こすと手術に至ります。大きな決断になるでしょうから主治医、家族、自分と要相談です。
おわりに
今日は治療法の概要についてでした。自身のライフスタイルにあった治療を選択し病気と上手く付き合っていきましょう。そうすれば比較的平穏な日常が送れるはずです。次回は私の治療の実体験について書きます。お読みいただきありがとうございました。