Photo by koukichi_t 愚壮の恋 7 銀座愁流 2019年12月21日 11:30 やっと原稿を書き上げた。窓の外を見ると夕陽を受けた雑木林が葉の落ちた枝で空を支えている。もう観客は席についた頃だろうか。妻は他のダンサーたちと同じように舞台袖で今頃魂を削っているのだろう。今日から始まる二週間の公演は彼女のダンサー人生の中で間違いなく最大のものになる。 ダウンロード copy ここから先は 977字 月100円の物好き向けマガジン。 最低月3-4回は確実にくだらないものが読めます。 書き下ろしのもの中心ですがたまに過去作で納得が行ってなかたものを書き直して置かせてください。 アバラ通信 ¥100 / 月 エッセイや創作などの嘘が読める暇つぶしマガジンです。 停止中 ログイン 7