映画を観て知った「JAZZ喫茶ベイシー」
「JAZZ喫茶ベイシー」のドキュメンタリー映画を観に
ネット予約で支払いを済ませ、席を確保して
初日18日にアップリンク吉祥寺へ。
ここで映画を観るのは2度めだが、
レジカウンターの天井にミラーボールが回っているのを
初めて知った。
映画館にミラーボール♪
こんな状況の中でも、鑑賞者は多めでした。
岩手県一関市にあるジャズ喫茶で50年の歴史、
広く著名人にも愛されている有名な店とか。
私は、全く知りませんでした。
ただ、店名のベイシーは、ジャズピアニストの
カウント・ベイシーに由来しているんだろうな、や
19~20歳ころ当時少し有名だった
ジャズ喫茶でアルバイトしていたことから
郷愁を感じたので、観に行きました。
マスターの菅原氏は、オーディオマニアのようで
映画の前半は、それに関しての話が多く
私はよくわからないので、少し眠く(!)、、、。
後半は、ミュージシャンの演奏もあり
ナベサダがマウスピースに付けるリガチャーの説明をしていて
「サックスの音は吹き方で変わるだけではないんだ!」と
新鮮な驚きもありました。
映画パンフレットの監督の言葉(抜粋)
~とにかく、ベイシ―の最高の音を捕まえることと
映画館であたかもベイシ―にいるかのような体験が出来る、
そんなサウンドに仕立てたい。
目まぐるしく変貌進化を続ける現代、便利さばかりを優先し
感動を置き去りにしてきていないか?
音楽を分析して学問にするよりも、心で聴いてほしい、
身体で感じてほしい。
いい音とは?ジャズとは?普段は多くを語らない
様々なジャンルの演奏者や音に携わる人々からの
本質をあぶりだすような興味深いメッセージも記録することができた。
菅原マスターの背中を通して伝わってくるだろう。~
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昔、吉祥寺のとなりの三鷹に住んでいたことがある。
国分寺で1人暮らしをする1年くらい前、
高校時代の友人と同居していた。
彼女は特にジャズ好きではなかったが、
オープンして間もないジャズクラブ『サムタイム』で
アルバイトをしはじめた。
映画のセットスタジオのようなアンティークで
造りが面白い店だった。
ライブスペースを囲むように、高さを4段階に変えてある。
映画を観たあとに、妙に懐かしくなって寄ってみた。
全く変わってない!今ではすっかり老舗の店。
なんだかとても嬉しくなった。
「くぐつ草」も寄りたかったな、新宿の「ロッキングチェア」は、
とっくになくなってしまったな、と懐かしみながら
運ばれてきたライムスカッシュを飲んだ。
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