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広重ブルーを観るために原宿の「太田記念美術館」へ行って来ました。

日本人が一番好きな色は青。
そして世界的にもみんなが一番好きな色が青です。

身近な自然、空も海も青だから親しみやすいのでしょう。

青色は【鎮静色】
心を落ち着かせる、集中力を高めるなど。

色々と忙しい日々です。
年末に向けてさらに忙しさが加速していきそう。そんな時は心を無にして、青色を浴びる時間を持つのもお勧めです。


当初、浮世絵は軽くみられていて
陶磁器などを包む包装紙として使われたりしていたとか。

それが海外に渡り、注目されて「浮世絵」が世界に広まりました。

北斎と比べられる広重。
広重の色彩は、北斎と比べてコントラストが柔らかく優しさを感じる。
そして、波先の描き方は北斎のそれよりも柔らかさを感じる。

そもそも広重が浮世絵師になったのは、13歳で両親を亡くして生計を立てるためだった。

歌川豊広に弟子入りして16歳で広重の画号を授かった。


【ゴッホも真似した歌川広重】

名所江戸百景

大はしあたけの夕立

左が広重、右がゴッホの模写

そっくりですが、浮世絵は平面的で西洋画は立体的ですね。

ポスター


チケット


絵葉書
京都名所之内 あらし山満花
絵葉書
五十三次名所図会 五 吉原 不二の沼 浮嶋が原
絵葉書
富士三十六景 駿河薩タ之海上


美術館入り口
美術館外観

【太田記念美術館より】

風景画の巨匠、歌川広重(1797~1858)。その作品は今も高い人気を誇りますが、とりわけ空や海の深く美しい青が印象的です。これは1830年頃から浮世絵に用いられたベロ藍(プルシアンブルー、ベルリンブルーとも)と呼ばれる青色の絵具によるもの。その美しさに触発されさまざまな絵師がベロ藍を使って風景画を描きます。当時30代半ばの広重もまたそのひとり。広重は、ベロ藍との出会いから風景画に開眼すると、刻々と変わる空模様や水面を繊細に表現し、人気絵師への階段をのぼっていきます。その後も晩年にいたるまで詩情あふれる名作を続々と生み出し、浮世絵界に不動の地位を築いていきました。
本展では広重のベロ藍を用いた名作の数々を中心にご紹介し、国内外で愛され続ける広重の青の魅力に迫ります。
(前期11/4まで、後期11/9〜12/8)

後期にも訪れて見たいな、と思っています。

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輝装心コーディネーター♪サカモトマサコ
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