マジメに育つとどうなるかという一例【書く習慣 Day10】
10回目は「自分の好きなところ」。また何とも、気恥ずかしいお題です。ともあれ、誰が難癖つけるわけでなし。この際なので言いたい放題言ってしまおうと思います(笑)
「スキ」をいただくとホームに出やすくなったりしてるのでしょうか。度々スキをくださる方の名前は覚えております。ジャンルが違ってもnote仲間ってありなのかしら? と考えたりして。ありがとうございます。
自分の好きなところは「マジメなところ」
就活などで話すと真っ先に嘘認定されそうなフレーズです。しかしながらあまり他に心当たりもなくて。(我ながらそれもどうかと思いますが)
どう「マジメ」なのかというと、「嘘がつけない」「逃げの手段として『誤魔化し』ができない」「正攻法重視」。
……と、この3つ見て引いた人もいるのではないでしょうか。安心してください。本人も「デスヨネー」って思ってます。割と。
マジメというと連想されるのは「生きにくい性格」「病みそう」などなど。ただアラフォーの人生、あれこれあっても結局変わらなかった部分がコレなんですよね。
だからもう、諦めるしかないというか。私の本質に近い部分なのだと思います。好きというか、肯定するしかない部分ですね。
私の「マジメ」が由来するところ
ちょっと鬱陶しいかもとか頭がカタイよねとか自分でも反省はしますが、「マジメ」であることを嫌いにはなれません。それは、この性格が恐らく両親に由来するものだから。
ウチの親は警察官で、祖父もまた警察官でした。と聞くと、想像が繋がるのは「親子二代」でしょうが……違うんです。この二人は赤の他人。
私は「警察官を父に持つ親」と「警察官の親」の間に生まれました。クソ真面目に育つわけです。ええ。
法律の考え方や防犯意識についてなど、深く考えなくても目に耳に入ってきます。ニュースの見方も多分普通とは違ったでしょう。「執行猶予」とか「懲役」とか「民法と刑法の違い」を子どもが尋ねてさらっと答えてもらえる家庭です。国際サミットがあるから警備が大変そうだな、なんていう話が親戚が集まる正月の宴会で肴になってました。特別門限に厳しかったということはないですが、大小様々な犯罪を知る両親です。やっぱりちょっと過保護に育てられた気はしますね。
結果として出来上がった「私」
かくして。「嘘」に関して厳しくしつけられ、法解釈まで聞きながら育った私は嘘をつくのが苦手です。「誤魔化し」が刑を重くすることを知る私は安易な誤魔化しができません。何かあったときも法の下、正しい手続きがあることを大切にした結果、「正攻法を重視」するようになりました。
……本当に? と聞かれるとまあ曖昧な部分もあっての人間ですから。いつでもどこでも24時間とはいきませんけどね。
でも例えば、
上司に頼まれたけど内規に違反しそうなやり方に従ったり、
「○歳以下ドリンクバー無料!」のところで子どもの年齢を誤魔化したり、
人狼ゲームで狼引いたのに素知らぬ顔で「村人です」と名乗ったり、
子どもに「お母さんこのお菓子食べたでしょ」と言われて「食べてないよ」なんていう嘘をついたり、
はできないのが今の私です。
……多分(最後のはやったことある気がしてきた)