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Record.180  道ずれ

●道ずれ


ナカムーに道ずれ宣言していた天●じいさん。


宣言通り、あれからナカムーを狙い打ちで攻撃して来ていた。

私は攻撃は平気だが、ナカムーを通してやってくる呪詛に影響を受けつつ、

お互い不穏になりそうなのを、長年の経験でお互いかわしつつ、

今日は見かねてナカムーを直接ヒーリング。

吐きそうなほどの呪詛のトゲが沢山ナカムーの魂に突き刺さっていた。

最初は、魂をヒーリングしていたけどイマイチなのでじいさんをヒーリングしたら軽くなった。

じいさんサイドは私に攻撃しても無理だから、せめてナカムーを潰してナカムーを通して家庭を崩壊させようという魂胆だった。

最初の組織の初期の頃によくあった作戦。

初心に戻ったんだろうか(笑)

ナカムーが『オレたちは絶対幸せになる!!』と、ジジイに宣言したら、

『キーッ(*`Д´)ノ!!!』

と、また癇癪起こしていたらしい。

●魂を殺す罠

ナカムーが攻撃されていた時のビジョンが面白い。

半覚醒の時に見たナカムーのビジョン。

ナカムーに神様みたいな女性が近付いて来たらしい。

だけど、ナカムーの守護神のアルタイルさんが鎌をその女性の首に突きつけていたらしい。

ナカムーもおかしいとどこか思っているけど、女性だからなかなか拒否れない。

その女性は天国みたいな場所にナカムーを連れていこうとしたらしい。

そこは美しく、全てが満ち足りていて、悩みもない、働かなくて良い、何でもある、苦しみのない世界。

そこに委ねれば楽になるとナカムーは感じていた。

少し、自分が誰で、何をしていたか朧気になっていたらしい。

だけど、これは違う!と、今の世界を必死で思い出した。

実はナウシカの原作本にこれと似たような場面がある。

ナカムーはそれを思い出していた。

これは魂を閉じ込める罠だ。

それに気付くと、神様みたいな女性の顔が、ブンと禍々しい呪術師に変わる瞬間を見たらしい。

自分の力では無理だと悟ったナカムーは、エミイ神を呼んだらしい。

エミイ神、登場するなり笑いながら一瞬でその呪術師を八つ裂きにしたらしい。

エミイ神は容赦ねぇ。

そして、こちらの世界に戻って来たナカムー。

呪術師が作った魂をアホにさせる天国みたいなあの世界を選んでいたら、

きっとナカムーはこちらの世界では廃人になっていただろう。

こちらでは廃人になり、向こうの世界では気付かずに永遠に幻のお花畑でアホになっていただろう。

心が弱ければ帰ってこれない世界だ。

みな、安らぎを求めているから……簡単に囚われる。

ナウシカの原作では、呪術師がナウシカの亡き母の姿を装ってナウシカの魂を支配しようとしていた。

人の心を読み取り、その人が求めているものや欲望を利用して操るのが、あちら側の十八番。

宗教とか、ねずみ講とかでもよくある手口。

廃人や鬱になっている人の中には、こういう影響もあるはず。

ナカムーも鬱になりかけてたと言っていた。

寝てばかりで起きれなくなるのだ。

呪術は廃人になる。

呪術って、物理的に邪魔で殺すつもりの時はミサイルどーん!!みたいな分かりやすい攻撃もあれば、

魂を潰したい時や操りたい時は、添加物みたいに人が気付かない程度に少しずつ毒を盛るように呪詛をかけ廃人にしてしまうものがある。

鬼滅の刃の無限列車編の夢の呪術も本当にあるよ。

あれはリアルだったなあ。

私が見る鬼滅の刃は、『鬼』の存在はこの世界にいるイルミや悪魔崇拝や呪術師の象徴。

置き換えると辻褄が合う。


あと、天国呪術に似たような話。

20代の時に読んだ本で、体外離脱の経験の膨大な資料を遺しているロバートモンローさんの話。

モンローさんはある日、体外離脱中に、自然豊かな穏やかな景色の中にいた。

青い空に雲が流れ、風に揺れて草花は歌い、気温も心地よい。

美しくて、感動し癒されていたモンローさん。

ずっとここにいたい………と思ってしまう世界。

ところが、よくよくその景色を見てみると、ずっと雲が同じ形で流れ、同じ風が吹き、草花も同じように揺れ続け、ずっと同じシーンがリプレイされ続けているのに気付いた。

そして、かつてモンローさんは肉体を持ってない、人間に生まれる前にこの場所に長い長い間いて、

もうこんなとこに居たくない!!と強く思って抜け出した事を思い出したらしい。

面白いよね。

幸せって、なんだろうねって話。

魂は、沢山経験して進化しないと意味がない。

何にもない穏やかな日々が魂にとっての幸せとは限らない。

誰かの臨死体験で見たあの世の話。

長蛇の列があって、その先を見るとみんながポイントもらってたんだって。

なんのポイントか聞くと、そのポイントはあの世のお金みたいなものらしい。

みんなポイント数がバラバラやから、なぜか聞くと、

『生前の行い』によって変わるらしい。

どうやったら貯まるのか?善行によって変わるのか?と聞くと、

違ったらしい。

『新しい経験』をどれだけしたかで決まるんだって。

なるほど。

善行は魂の徳を積み、新しい経験はポイ活になるんだね。

わたしは、この世でお金持ちになるより、あの世でレインボーリッチマンになれるように、明日は違う道を通ろう。


●ナウシカ

前から思っていたけど、ここまで来てもやっぱり思うことは、今の世界はナウシカの話にそっくりだ。

ナウシカの原作を読めば、世界で起こっていること、起こる事が分かるんではなかろうか。

原発も戦争も呪術も、ナウシカにある。

魔神は、神器を解放してからますます巨神兵に似てきた(笑)

最近の魔神はより人の形に近くなり、なんかムキムキで、剣を持ってる。

魔神にも光輪はがあるけど、カタカムナらしい。

魔神が剣を持った時、ナウシカの冒頭に出てくる世界を滅ぼした火の7日間の巨神兵に見えてしまった…。


ナウシカ 原作より


グッドスマイルカンパニー レプリカより

魔神は巨神兵が発光した感じ。


●陰陽師

最近、天●じいさんの隠し玉パート2なのか、また強い陰陽師が攻撃してきた。

ナカムーいわく、天●専門の護衛らしい。

長い歴史護衛専門で退屈してたらしく、元々戦闘ジャンキーぽい気質の陰陽師は闘う事に喜びを感じるタイプ。

かなり禍々しく、真っ黒。

鳥帽子に青っぽい着物着てる。

着物を広げて大きく見せている(笑)

威嚇のレベルがレッサーパンダ。

ヒーリングすると、ナカムーに何やら囁いて来た。

ナカムー『こいつがなんて言ってるか聞こうか?』

実『いやいいよ、どうせ間違いなくろくでもない雑言じゃん。聞くだけ無駄よ。お耳を汚さなくて良いのよ~』

ヒーリングしてたら、途中で、

『くぅ~効くねぇ~でも、まだまだあ』


というのは聞こえたナカムー。

変態や。

そのあと、陰陽師の腕とか足がバキバキに折れたらしい。

途中から、陰陽師の姿が見え始めた。

鳥帽子についた日除け?みたいな布に隠れてた顔がチラチラ見えた。

骸骨だった。

骸骨にちょっと肉ついてる感じ。

なんか、どっかで見た事がある感じ……漫画かなあ。

ガリガリだから、大きな目だけ浮いている。

真っ暗な洞窟の中にいる。

呪術で生き仏状態なのか……霊体なのか…呪術まみれなのは間違いない。

神宮の防空壕の禍々しさに似ていた。

あの防空壕の中で神器を封印していた陰陽師か?

顔が見えた頃には陰陽師は、オドオド、戸惑っていた。

エミイ神の光が懐中電灯みたいに洞窟を照らして、顔を照らされたからオドオドしてるように見えた。

『護衛に飽きていたのなら、闇にもいい加減飽きたのではないか? 今度は光を知るのはどうじゃ?光も刺激的で飽きる事はないぞ。ホホホ』

と言いながら、金の光を放つエミイ神(笑)

陰陽師が泣き出したように見えた。

光の慈愛に気付いたかなあ、改心したかなあとナカムーに、

『陰陽師、泣いてない?(* ̄∇ ̄*)』

と聞くと、

『泣いてんな。怯えて泣いてる。もう勘弁してくれって、やめてくれって』

怯えてるんかーい( ; ゚Д゚)

そうか、漆黒の闇の中で生きてた陰陽師からしたら、慈愛の光すら恐怖なんだろうな。

でも、エミイ神は甘くない。

彼らの業は凄まじい。

ヒーリングは続けた。

最後はどうなったか分からない。

しばらくは、こういうのまだあるんだろうな。

来年の春ぐらいまで。

ヒミコさんは、

『それもじきに終わる』

と言っていた。





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