ガーミン先生さようなら&ツーリング計画マニュアル
デジタルデトックス
GPSmap60CSx (2009-2019) 名機。信頼できるトレイル探索の相棒、老朽化により退役
eTrex30x (2020-2021) デジタルデトックスのため売却
ForeAthlete 220J (2017-2018) 電池が8時間しか持たず僕のサイクリングには連続稼働時間足りず
ForeAthlete 230J (2019-2024) 計測中にも充電できるいい奴だったがランをやめたからもういいや
長年ハンドルバーに鎮座ましましたガーミン先生を売っぱらってハンドルバーのデジタルデトックス。もうこのままでいいや。初めての土地への輪行での遠征も不安なくこなせるようになった
ついつい目が行ってしまう目障りな小さな液晶画面から開放され走りや景色に集中できるようになった。道路標識や地形や雰囲気を頼りにアナログナビゲーションし、道に迷ったときは立ちどまってショルダーストラップにくくりつけたスマホを取り出しルートを確認する。まぁなんとかなるし周りがよく見えて新鮮かつちょっと楽しさが増す
僕は事前に見どころやルートを調査しガッチリサイクリングコースを作成し万全の準備をしてそれをなぞるタイプ。トラックをGPS機器に表示しそれを見ながらトレースしていくのは効率がいいのだが若干作業感を感じはじめたのがデジタルデトックスの理由だ
知らない土地を直感も活用してクロスバイクらしいのんびりと自転車旅したくなったのだ。このデジタルデトックスはいい感じで続いていてもうハンドルバーにくくりつける自転車ナビやサイコンはうるさくて卒業な感じ。実際道間違えることもあるけれどもそれはそれで自転車旅の味わいだと思えるようになった
試行錯誤の末、今の僕にあったサイクリング計画の立て方をまとめてみた
サイクリング計画のポイント
ルートや見どころは極力事前調査、のんびり行き当たりばったりは悪くないけど、特になれない遠征先でマストなバエスポットを見逃してしまったぁということを避けたい。例外は地元の駅や観光協会で入手した観光案内、ネットに出ていない情報がある場合も多い(ユーザーとしてはネットに上げておいてほしいが、そういう需要も根強いんだろうね)
ルートを100%なぞることには固執せずある程度直感に任せる。おっ!というのを大切にしたい
道間違えたなと思ったらコースを確認して自力でリルート
輪行時は大きなターミナル駅は避け、なるべく小さな駅で発着するとヨコ持ち距離が短くなって楽
観光や休憩コミコミ、グロスで12~15km/時で余裕を持ったコース設定
ルート作成はRWGPSとGoogle My Map
Web版のRWGPSでルート作成、KMLに吐き出しGoogle My Mapに取り込みPOI含めてルート編集を行う
ピンの色は
青 POI(観光ポイント、見どころ)
緑 補給ポイント(レストラン、僻地の場合はコンビニ含む)
橙 ホテル
紫 鉄道駅
ピンの色を変更するのがめんどくさいのでデフォルトの青を一番多くなるPOIにする
検索クエリ
日の出・日の入り時刻
朝食、すき家(24時間営業) 特に早朝に重宝する
昼食 B級グルメ、中華料理(ラーメンは水分とカーボローディングにピッタリ)、台湾料理(安くてボリュームあり、またオシボリがでてくる)、定食屋、カフェ(地元の家族経営のお店)
史跡
観光スポット
湧水
温泉、銭湯
足湯
展望台
地域の観光協会
宿泊先は駅前とか繁華街を避ける(チャリが心配)
宿泊する場合、駐輪場か地球ロックの場所をストビューで確認しあらかじめある程度抑えておく。駐輪場は深夜、早朝は閉鎖の場所も多いので注意
川沿い、海岸沿いは交差点、信号少ない
街道ぞいも風情あってよろし、街道・林道はOpen Street Map が詳しい
作ったルートの高度が怪しいと思えば高度補正ができる(最近は使わなくなった)
これらをよく調べて、Google My Mapに落とし込んでいく、必要に応じてルート調整は何回も行う
サイクリング計画完成後は、KMLで吐き出す
Organic Mapでサイクリング
サイクリングの現場では、KMLを取り込み表示できるOrganic Mapが最適だ。オフラインマップのため山岳ステージでも電波状況に左右されず位置の把握が可能。また複数のルートを一覧表示できるため位置関係の把握がしやすい。ただKML取り込みするとピンの色がすべてデフォルトの赤になってしまう
そのため手動で色を変える必要があるのが若干めんどくさい。オススメの色分けは、
赤 POI(観光ポイント、見どころ)
緑 補給ポイント(レストラン、僻地の場合はコンビニ含む)
橙 ホテル
紫 鉄道駅
サイクリング中はポケットに入れたスマホを時折とりだして現在位置とルートの確認をする
地元の場合、ルートとピンのレイヤを分けておくと便利。通勤電車で週末どこ行こうかなとニヤニヤしながらルートマップをチェックできる
実際のサイクリングでは、見どころ、グルメもろもろのピンを含むレイヤ表示で楽しめる
RWGPS Appでログ取り
ガーミン先生卒業後は、RWGPSのアプリでログ取り、スタートから終了まで流しっぱなし。休憩時にいちいち計測を止めたりすると、再開を忘れたり間違えてアプリ落としたりしてしまうので流しっぱなしがいい使い方だとわかった
僕には走行距離、総時間、軌跡があれば幸せ。サイクリング計画のためグロスでの平均速度を抑えておくためと、あとで軌跡を見返してニヤニヤするため。コースにもよるが大体12~15km/hかな。iOS15, iPhone6S Plusのポンコツで途中モバイル充電無く連続17時間半のログが取れた。十分だね
さようならガーミン先生たち