二階堂をベッドに休ませ、山口は二階堂の部屋でシャワーを浴びた。二階堂お気に入りのボディソープを拝借し、ヌルヌルする手で泡を身体中に塗りたくるうち、当然パピコにも塗りたくっていたらだんだんデッカくなってきた。あーやばか、、。ここ、二階堂のウチじゃぞ。しかもここは二階堂がいつも素っ裸で使用している浴室だ。そこに今山口が素っ裸でいる。空間を共有してしまっているのだ。
あ、やばいやばい。変なことを夢想し泡でパピコをヌルヌルするうち、山口は出したくなってきてしまった。二階堂の浴室でもし射精すれば、山口の精子が床に着地し、その精子を二階堂の裸足がふんずける可能性がきわめて高いのだ。気持ちいい。
くっそ!だしてー!!
山口は一度、大きく叫び、湯を水に切り替え、頭からかぶり浴室から出た。申し訳ないがタオルを借りよう。普段二階堂が使用しているとみられるタオルで体を拭く。あ、、二階堂のタオルが山口のパピコを、、。だめだだめだ!脳みそイカれてんのかオレは!
シャワー浴びるだけでどっと疲れた。今日はもう帰ろう。服は乾いてなくても支障なし。ファブリーズをぶっかけ、Tシャツを着て、ズボンを履いた。
じゃあな二階堂。
山口はドアを閉め鍵をかけ、鍵をポストに落とした。二階堂の顔を見ずに部屋を出たのは、寝ている二階堂に何かしてしまいそうだったからだ。