山口ver. ぶん投げられるという体験で一攫千金を探り当てた天才相撲部!
東京広しと言えどぶん投げられる体験を売るなどという破天荒すぎる方略で金を稼いでる男はコイツしかいない。友だちの相撲部員、豪太郎( 仮名 )だ。
豪太郎は大学1年の頃金無し病に冒され、以来闘病生活を送ってきたが、3年になるかならないかの時、全快するどころか、突き抜けた。
きっかけは、というとビキニ賑わう真夏のビーチだったらしい。
ビーチだというのに、モテなすぎてつまらなくなりすぎた豪太郎が腹いせに、後輩の相撲部員をぶん投げていたところ、みるみる人が集まってきて、オレにもやらせろ!ワタシも相撲とりたい!てな具合で大騒ぎとなり、イベントみたいになってしまったという。
これだ!豪太郎はひらめいた。
ビーチみたいに砂が厚く敷かれた場所なら投げられても痛くないし怪我もしない。だから人がこんなに集まってきたに違いない。相撲は実際やってみるにはマイナーかもしれないが、料理次第で意外とたくさんの人が食べてくれるかもしれない!
豪太郎がオナトモ、いや、筋トモの山口に相談してきたのは、お互い大学2年の時だ。
砂場か、、いっそ公園の砂場に砂を寄付して砂のプールを作るか、、うーん、、
クッションじゃだめなの?ビーチと同じで、ふわふわして歩きづらいけど、砂まみれにはならないよ。髪の長い女には助かるけど、とミチル。
そっか!体育館みたいなとこ借りて、でっかいクッション敷き詰めたらよか!できる!できるたい!!
こういう経緯で、山口と豪太郎は安全で痛くないという条件で、ぶん投げるサービスを提供する事業を始めた。
https://ameblo.jp/ginpeiyama/entry-12582127760.html