前回までのあらすじ。
部活の帰り道、突如博多の半グレ集団に襲われた拉致された銀平とマサヒロ。ボコスコに殴られ戦意を喪失したふたりに待っていたのは博多の裏社会を牛耳るボスフクの有り得ない命令だった。
おら、どうした。こっちのデブのブタみたいな脚から血が吹き出すぞ!
マサヒロの脚にナイフを突き立て、ボスフクが怒号を飛ばす。
ボスフクの子分が躊躇う山口の頭を鷲掴みにし、マサヒロの股間にぐりぐりと押しつける。
ぐ、、で、できんと、、
悔しさと不甲斐なさで歯を食いしばる山口。マサヒロは泣きながら、もういい、もうやめてくれと懇願する。
仕方ねーな、切るか。
興ざめしたと言わんばかりに、ボスフクがマサヒロのパピコにナイフを突き立てる。いやだ!やめてくれ!泣きながら叫ぶマサヒロ。
ここで音響効果。
待て!待ってくれ!やるから!!
山口が懸命に懇願する。こんな非常事態になってるというのにマサヒロのパピコひとつ咥えられないオレは何なんだ。親友よりグレードの高い盟友だぞ。それに女の子はエッチの時できているというのに、男のオレができないなんて、どういうことだ。頭の中で熾烈な葛藤が繰り広げられる。
ボスフクは苦しむ山口をチラ見し、鼻で笑い言う。
おまえ、まだ事態が飲みこめてないようだな。おれが教えてやる。こうやるんだよ!
ボスフクが山口の頭を鷲掴みにし、鼻を掴んで口の中にわさびを押しこむ。ゲホゲホゲホ!激しく咽せる山口。次の瞬間、ボスフクが再び山口の頭を掴み、山口の口にマサヒロのパピコを鍵みたいに差し込んだ。
おら、やりゃ、できるだろ。満足気なボスフク。山口は必死で首を上げ下げする。考えてる場合じゃない。やるしかない。
どーした、しっかりしゃぶりやがれ。
ドスを効かすボスフク。
鼻水を垂れ流し、バフバフ言いながらもなりふり構わずしゃぶる山口。泣き叫んでいたマサヒロも必死の山口を目の当たりにして泣くのをやめる。