錬金サフィロス 考察記事
デッキレシピと概要
今回はサフィロスを採用したレダを考察していきましょう。
まずは、今回のレシピをどうぞ
サフィロスは、元々盤面をコントロールする能力に長けるテリトリーでした。
しかしながら、相性のいいアタッカーが6コストと重く、テンポが悪いという弱点がありました。
今回は錬成ギミックを搭載することで、
・ドローソースやバンプカードの使い回し
・6コストのアタッカーを出すターンでも2枚以上のカードを使用する
などの器用さを目指しました。
各カードの説明
バスター枠
皇炎竜エンバール
このデッキの最強アタッカー兼デコイ役
テリトリー効果と合わせてパワー10000という強力なアタッカーです。
サフィロスの効果コストをリセットする意味もあるため非常に強いです。
4枚確定でいいでしょう。
慈母竜ペリドバイト
6コストの赤の竜アタッカー枠その2
単体相手に非常に強い性能です。エンバールを嫌って構えた相手を倒す役です。
月影竜ローレリア
サフィロスの効果で「裏のエネルギー3枚」という条件が達成しやすくコマンドから逃げる効果もアサルトテリトリーとの相性が良く使いやすい1枚
膠着状態から取り敢えず出していけるユニットです。
ホークアイ&ランファン
青白と貴重な色配分に加え、錬成カウンターを稼ぐ効果も担います。
クイックタイミングで場に出すことができるユニットで、攻撃時に錬金カウンター分のダメージを出すことができる器用なユニットです。
ショット枠
無謬の謀略 モリアーティ
赤白の優秀な色配分に加え、ショット時の単体除去性能とブロッカー性能が素晴らしい1枚です。
錬成ギミックとのシナジーがない点は残念ですが、色縛りが大きいこのデッキでは2色のほうが重要だと考えました。
サイレント・エクスキューション
青白の優秀な色配分。10000ダメージも除去としてはかなり強力です。テリトリーの効果と相性も良いため採用しています。
錬成ギミックとのシナジーを考えると難関ステージでも強いんですが、バトル以外で倒す方法が欲しかったためこちらを採用しました。
人間兵器
【等価交換2】を持つ1枚。
色のバランスを見て、青の方が良いと判断したためこの1枚を採用しました。
円の力や僻地への左遷なども候補に入りますが、シンプルな除去を優先しました。
イシュヴァール殲滅戦
【等価交換3】を持つショット枠です。
このカードを2枚いれるためにモリアーティとサイレントエクスキューションを3枚にしています。
同じく【等価交換3】を持つショットとして独自の美学もあり、そちらもかなり相性はいいんですが、横並びへの対策の一端と、色的に青を優先させたいと言うことで、こちらを採用しました。
アイコン無しの枠
レダ&新レダ
エース枠ですね。取り敢えず4枚ずつの採用です。
テリトリー効果で守りやすく、アサルトテリトリーが閉じてもエースさえ守れれば、レストするだけで再解放ができるので非常に便利です。
全体除去や殲滅させられた時のために、手札に1枚以上は常にある状態にしないと一気に崩壊する可能性があるため、ここの枚数を減らすのはリスクが高いです。
観測者は、エースが守れる点も考えると過剰でした。
第十七皇女 メイチャン
錬成カウンターを補給する1枚。
レストするだけで錬成カウンターを3個も入手できます。そのため1ターン目に出せた場合、この1枚で6個以上の錬成カウンターを稼ぐ可能性があります。
錬成カウンターがあればあるほど、このデッキの動きは動きやすくなるので、非常に重要な1枚です。
氷の女王
2ドローと4000バンプを2コストでやってのける1枚。
メイチャンかホークアイ&ランファンが引けていないと使えないのが痛い1枚ですが、その効果は絶大です。
4枚採用する選択肢もあると思いますが、使えない場合もあるという点を考慮して3枚の採用。
新兵器開発
言わずとしれたドローソース。
これを使い回すために【等価交換3】を持つショットを採用し、メイチャンを採用しています。
特に序盤に1度は使っておきたいために青の枚数を大切にしています。
痛み分け
破壊されそうなレダを回収しつつ、盤面を開ける役割です。
制限されるだけの強さがあるため、取り敢えずの採用です。
ハードパンチャー
エネを表にする役割が大きい1枚。
エンバールと同じ役割ですが、これが無いとサフィロスは色エネが足りなくなりジリ貧になります。
等価交換で0コストで墓地から使うことができるのは、このデッキの大きなアドバンテージです。
宝の山
このデッキのテリトリー効果は基本的に相手の行動に対応して柔軟に動くことが重要です。
裏を返すと、相手にカウンターをされると非常に厳しいです。そこで相手のカウンターを阻害できるこの1枚は非常に強いです。
またコマンドを使用しないデッキに対しても、コンバットトリックとしての運用も可能で、無駄になることが非常に少ないです。
【等価交換2】からのタダ打ちから行動できる可能性があるので、錬成ギミックとも相性は素晴らしいです。
その他の入れ替え候補
反攻の細剣メイドラ
8500ブリッツと非常に強力なスタッツを持つ1枚。
テリトリー効果と合わせてこのカードを突破するのは非常に困難を極めます。
一応、エヴォルでのドローもあるため、後半戦でも使いやすいです。
より攻撃的にしたい場合は、ペリドバイトとの入れ替えが良いかもですね。
難関ステージ
2コストなので等価交換からタダ打ちできるコマンドです。
相手をレストする効果もエンバールを嫌って攻撃しなかった相手を咎める点や、相手のアタックを阻害できる点が優秀です。
今回のリストでは直接的な除去を優先していますが、どちらでもいいです。
円の力
【等価交換2】を持つショットコマンドで、対象範囲はかなり広い1枚です。
特にこのデッキで致命的に苦手なカティを対象に取れる点はかなり重要です。
また最近はカリンやセレスと言った強力な1体を問答無用に倒せるのは非常に強いと言えます。
しかしながら、序盤に使いたいカードに青や白のカードが多いので、赤単色のカードは思った以上にきついです。
独自の美学
イシュヴァール殲滅戦と選択の1枚。
エネを表にする効果がショットで発動する可能性があります。現在のリストだとエネを表にする枚数が8枚なので、多少過剰かもしれません。
反撃開始
ユニット同士でのバトルでは倒しにくいユニットへの対応として確定除去に加えて【等価交換3】も可能な1枚
新兵器開発をコピーするだけでも十分価値があります。また状況に合わせて、ハードパンチャーでエネを表にする効果や、人間兵器などで2体目を除去する効果などもかなり強いです。
一応、錬成カウンターがない場合でも単体除去はできるので使いやすいです。
ただし、円の力でも言いましたが、赤単色を多くすると序盤の動きが安定しないという問題点もあります。
起き攻め
青白の色配分はそれだけでこのデッキでは意味があります。
5000ダメージもスカウト3も使い所を選ばず使いやすい1枚です。
逆転の錬成陣
コマンドを無効にする1枚。
特にショットを無効にできるのが大きいです。このデッキはアサルトテリトリーがユニットを守る要です。そのためショットなどで不意にテリトリーを閉じられると一気に盤面が瓦解します。それを防ぐことが可能なこの1枚は生命線といっても過言ではありません。
今回のリストでは
・単色であること
・錬成カウンターが無いと一気に使いにくいこと
を考慮して、使いやすい宝の山を採用しました。
このデッキの動き
序盤の動き
特に重要なのは、色拘束を考えてエネルギーを埋めましょう。
1ターン目の行動としては、メイチャンが出せればベストです。
とはいえ、2ターン目にテリトリーが解放できそうなのであれば、赤2を確保できるようにエネを埋める必要があります。
2ターン目に旧レダでテリトリーが解放できるのであれば、それがベストです。
3ターン目には、少なくともテリトリーを解放したいです。
このタイミングで、
・錬成カウンターの補充
・新兵器開発か氷の女王でドロー
・テリトリーの解放
の3つができていればベストです。
中盤以降の動き
ここからは相手に合わせて柔軟に動きましょう。
サフィロスの効果は”使えても2回が限度”です。エネルギーを表にするカードを使い、サフィロスの効果を2回以上使える状況を作れると一気に安定します。
できれば、常に2コストは構えて相手の攻撃に対してカウンターができる状況にしておくと優位に戦いが進みます。
最後に
いかがだったでしょうか。
正直、まだまだ粗削りな部分も多く様々なデッキとの対戦経験が足りてないところはあります。
しかしながら、最近環境を席巻しているフラッシュバッカーや、カタリナに対しては、十分戦うことができます。
現状のリストだと勝ち切るまでに時間がかかってしまうので、そこは大きな改善点です。