Photo by msy03 詩)ぼくらは金色でも赤色でもないのだから 14 高細玄一(げん) 2023年1月8日 23:22 女には色がある特別な色 私だけの色 林檎が灯り一つ無い漆黒の闇の中でただひとつ揺れながら光る一度だけ金色になり肌は露わになり男には色が無い色の無い男が郵便ポストの横に立つ赤いポストの隣で存在しないように立つ闇の中で色の無い男は闇に紛れたポストを見る昔ながらの円筒のポストザラりとしたポストを男は撫でその矢なわれた色を想うさすらおう ぼくらは金色でも赤色でないのだから ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します チップで応援する #詩 #林檎 #赤色 #深夜の2時間作詩 14