お別れのとき
先日、Y様が99歳で旅立たれました。
約3年半前に銀木犀<浦安>に入居されたY様。
私たちにはたくさんの想い出が残っています。
入居当時は歩行器を使って歩かれていました。
ぎんもくせいまつりでは、お団子作りを一緒に。
折り紙のお花を見てニッコリ(*^-^*)
食堂からお部屋に戻る際は厨房スタッフに両手を合わせて
「ごちそうさま。ありがとう。」 (←関西のイントネーションで)
足浴をすると 「あ~ぁ、ぬくたいなぁ」
廊下で他の入居者様とすれ違う時は手を出してタッチ👏
Y様といえば、おしゃれ大好き。
お部屋から出られる際はいつも帽子をお召しになり、
ループタイがトレードマーク☆彡
ときには、ご自身でお化粧をすることもありました。
いつも穏やかでいらして、みんなに愛されるY様でした。
住宅職員に加えて、訪問看護師の見守りを受けながら
Y様のペースでお過ごしいただきました。
息子様はくだものやお菓子を差し入れに、毎週通っていらっしゃいました。
お風呂上がりなど、息子様がカットして置いていかれたスイカを勧めると、
タネを嫌がられ(+o+) フォークでタネをよけてお渡しすると
ニコっとされ(^▽^)/ パクパク召し上がっていたことを思い出します。
後でお話を伺うと、元々スイカは大好物なのだそうです💗
娘様は1時間以上掛かるところ、毎週のように面会に来られていました。
季節の柄の手ぬぐいを持参され、お部屋に飾って帰られたり
足がむくんでしまったときには、靴下を緩く履けるように繕うことも。
お天気のいい日には車椅子を押して散歩に行かれることもありました。
(↓お散歩帰りのY様↓)
こんなに息子様と娘様をはじめとするご家族に愛されていたY様。
Y様を囲む家族のかたちにとても感動しました。
最後に銀木犀<浦安>でお別れ会を行いお見送りしました。
入り口にはたくさんの写真やフォトブック飾られていて
懐かしく拝見しました。
入居者様にはお花を棺に入れながらお別れをしていただきました。
介護スタッフだけでなく厨房スタッフもお別れを言いに。
食後お部屋に戻られるときはいつも
厨房スタッフに声をかけてくださいました。
ご出発の前に息子様からご挨拶がありました。
そして、玄関からみんなでお見送りしました。
いままでありがとうございました。ずっと忘れません⭐