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家族の看取り

先日銀木犀<錦糸町>のセラピー犬ことマロン君が病気で早逝しました。

亡くなる1ヶ月前まで元気に動き回り、コロナ渦であまり外出できない入居者様を励まして回ってました。

食いしん坊で人見知りで、見たこと無い人には吠えまくって、少し困った所もあったけど、屋上に行くとトコトコ付いてくる可愛い家族でした。

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入院中獣医さんより、これはもう治らない病気だと言われ、職員は大慌てです。

セカンドオピニオンは?入院を続けた方がいいのでは?でもお金は?こんな施設があった!治療の余地があるんじゃないか?

普段施設の立場からACPは大事だとか、お看取りとは・・・と呼びかけている我々も、色んな事を考えてしまいます。

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最終的にマロンの為に、今まで過ごした銀木犀で看取るのが良いのではないか、と考え退院しました。

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退院してきた夜、みんなとお別れが終わってから、マロンは静かに息を引取りました。

そして日が明けて職員や入居者様に見送られ、銀木犀をあとにしました。

色んな事があったけど、マロンは幸せだったかな?楽しかったかな?

ありがとね、マロン。

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