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『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』── ティム・バートンが描くダークファンタジーの世界

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、
ティム・バートン監督が手がけた美しくも奇妙なファンタジー・アドベンチャー

ミステリアスな館と不思議な子どもたちの世界観
幻想的でゴシック調のティム・バートンらしい映像美
ダークでワクワクするストーリーと心温まるキャラクター

『アリス・イン・ワンダーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』の世界観が好きなら、
絶対にハマる1本!


■ 物語のあらすじ── 奇妙なこどもたちが住む館

主人公**ジェイク(エイサ・バターフィールド)**は、
亡き祖父の話を信じ、ウェールズの孤島にある館を訪れる。

そこにあったのは、
"奇妙なこどもたち"が暮らす不思議な世界──
時が1943年の同じ日にループする、**「タイムループの館」**だった。

館の主である**ミス・ペレグリン(エヴァ・グリーン)**は、
子どもたちを守るため、時間を止めた世界を作っていた。

しかし、その平和な世界を脅かす存在**「ホロガスト」が迫る。
ジェイクは
自分に秘められた力**を知り、
子どもたちを守るための冒険に巻き込まれていく──!


■ 映像美が圧巻!ティム・バートンらしいダークファンタジーの世界

本作の魅力は、ティム・バートンらしい映像美

  • ゴシック調の館とノスタルジックな雰囲気

  • 霧がかった島と幻想的なタイムループの世界

  • 子どもたちの奇妙な能力のビジュアル表現が秀逸

特に、ホラーとファンタジーが融合した独特の世界観が素晴らしく、
「普通のファンタジーとは一味違う、不気味で美しい映像」が楽しめる。


■ 「奇妙なこどもたち」の個性が最高!

本作には、"普通ではない"能力を持つ子どもたちが登場。

エマ:空中に浮かぶ少女
オリーヴ:手を触れるだけで火を出せる
ミリーン&ブロンウィン:超怪力を持つ姉妹
ホレース:予知夢を見る少年
イーノック:死者を操る能力

彼らの奇妙な力が物語を彩り、
「どんな能力が出てくるのか?」というワクワク感を生み出している。


■ エヴァ・グリーン演じるミス・ペレグリンのカリスマ性

ミス・ペレグリン役を演じたエヴァ・グリーンの存在感が圧巻!

  • 優雅で知的、それでいてどこかミステリアス

  • 子どもたちを守る母性的な一面と、戦う強さを持ち合わせる

  • ティム・バートンの世界観に完璧にマッチするキャラクター

彼女の美しさとカリスマ性が、
映画の雰囲気を一層引き立てている。


■ クライマックスのバトルがアツい!

物語後半では、
"ホロガスト"と"奇妙なこどもたち"の戦いが描かれる。

  • 能力を駆使したファンタジックな戦闘シーン

  • 子どもたちが力を合わせて戦う成長ストーリー

  • 視覚的にも楽しめるスピーディな展開

まるで"ダークなX-MEN"のような戦いで、
最後まで目が離せないクライマックスに仕上がっている。


■ 総評:幻想的で奇妙、そして心温まるダークファンタジー

ティム・バートンらしい映像美とゴシックな世界観
個性豊かな「奇妙なこどもたち」の魅力
エヴァ・グリーンの圧倒的な存在感
ホロガストとのバトルが見応えアリ!

ただし、
原作ファンには賛否が分かれる改変
ホラー要素が強いため、子ども向けとは言いにくい
ストーリーのテンポがややゆったり

ティム・バートンの世界観が好きなら、
絶対に楽しめる作品!

ダークファンタジー×冒険が好きな人には、
間違いなくオススメの一本!

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