僕の考えた最強のワイヤレスゲーミングヘッドホン
今、愛用しているヘッドホンはすごい優秀でずっと同じものを使っているのだが一点だけ不満がある。それは有線であることだ。
この線が椅子に絡まったり、下敷きになったり、引っかかったりしてずっと邪魔だった。なのでそろそろ買い換えようと思って色々調べていったのだが、最初に調べたことをどんどん忘れていくのでメモ代わりにここに記すことにした。
"ヘッドセット"ではなく"ヘッドホン"とした理由は、既にマイクはそれなりにいいものを持っているので”ヘッドホン”とした。
最強のワイヤレスゲーミングヘッドホンに求めるもの
ワイヤレス
今回の肝。
私はかなりのハードゲーマーであり、有線信者だ。なのでワイヤレスについての知識はあまりない。
だからグーグル先生で一通り基礎知識をつけようと情報収集をしたのだが「BluetoothでOK」、「プロゲーマーもみんな無線を使ってる」なんて言い切ってる怪しい記事が多く見つかる。
しかも内容の薄いステマ記事もあって参考になる記事を探すのに結構苦労した。
結果、無線の欠点は昔から変わらず遅延のようだ。遅延があるのならゲーミングデバイスとしては使用できないが、通信規格によってはかなり遅延を無くせるとのことで、それについて調べてみた。
とりあえずワイヤレスヘッドホン、イヤホンの通信規格としてはBluetooth、デジタルワイヤレス(2.4GHz)の二つが主流らしい。
Bluetooth
2022年01月現在だともっとも流通している通信規格。スマホで使ったり、音楽を聴いたり、通話したり、値段も安いので、ライトゲーマーならこれで問題ない。
しかし、Windows10で対応している最速のコーデック[aptX]でも60ms~80msの遅延があり、FPSなどの音が重要になってくるゲームだと死活問題。ワイはDBDのスキルチェック(音が先に聞こえてくる場面)で明らかに遅延を感じて「使うに堪えない」となった。
ちなみにさらに遅延が少ないとされるコーデック[aptX LL]だと40ms未満の遅延だが、追加で専用アダプターを購入しないといけなかったり、値段が高めだったりでせっかくの金額面のアドバンテージが薄れるし、「金かけても結局40msの遅延があるのかよ」感もあるのでお勧めできない。
値段:〇
速度:△
通信距離:△
デジタルワイヤレス(2.4Ghz)
2.4Ghz帯を使用したデジタルワイヤレスと呼ばれてる通信規格?(Bluetoothも2.4Ghz帯を使うし、デジタルっぽいのに)
各社が2.4Ghz帯を使用して独自の通信技術でなんかやっているっぽい。
結論から言うと僕はこれを買うのですが何が優れているかというと
・遅延がほぼない
・通信距離が長い
ことですね。
遅延に関しては、ものによっては有線と比較しても僅か1msという実測結果も出てる。
通信距離に関してはBluetoothは10m程が限界っぽいだけど、デジタルワイヤレスだと10m~30mまで様々。折角ワイヤレスなので装着したまま遠くまで離席できると便利ですね。
ただBluetoothに比べて値段がお高くなっています。
値段:×
速度:〇
通信距離:〇
音質
ゲーミングヘッドホンとしてはそこまで音質って必要ないのですが、ゲームだけでなく普通に音楽とかも聴けちゃうほうがいいので、イヤホンと比較してこんぐらいは欲しいなっていう条件として
ドライバー:最低40mm以上 推奨50mm以上
周波数:最低[20Hz~20,000Hz]以上 推奨[15Hz~25,000Hz]以上
インピーダンス:30Ω以上
こんな感じのものをあげてみる。
その他
値段:20,000円未満
さすがに無線にするためだけに2万以上は払いたくない。バッテリー持続時間:24時間以上
滅多にないけど休日に朝から晩までゲームできるとして途中で使えなくなられても困る。重量:350g未満
基本は軽ければ軽いほどいい。有線だと300g未満が条件だが、ワイヤレスだとワイヤーがなくなることで350gでも軽く感じれると予想し、このぐらいに設定。発売日:2020年以降
古くていい物ももちろんあるけど、基本的に古いやつってスペック低くて時代遅れの割に値段が当時のままで高かったりする。なので無難に2020年以降のものを狙う。付け心地:大事
とても重要だが個人の好き嫌いの部分が大きいし、通販では検証は無理。届いてからのガチンコ勝負。
自分におすすめするワイヤレスゲーミングヘッドホン一覧
以上を踏まえてスペック表だけを見て絞った各社のおすすめのワイヤレスゲーミングヘッドホンを上げていく。
(とりあず最初に今使っている有線ヘッドホンを紹介)
audio-technica ATH-AD500(使用中の有線)
値段:¥5,980 ぐらい
ドライバー:53mm
周波数:10Hz~30,000Hz
インピーダンス:66Ω
バッテリー持続時間:有線なので無限
重量:260g
発売日:2003年10月21日
2003年発売なのにこの値段でこのスペックは優秀。有線であること以外に何の不満もない。
audio-technica ATH-DWL550
ドライバー:42mm
周波数:5Hz~40,000Hz
インピーダンス:?? Ω
バッテリー:12時間
重量:257g
発売日:2017年06月23日
探しました、audio-technicaでデジタルワイヤレスを…。見つけました!
ただ"ゲーミング"&"ヘッドセット"と銘を打っておらずマイクがありません(僕はマイクがいらないので問題ないのですが)。また発売日やバッテリーに不安があります。
ですが、重量や周波数はさすがaudio-technica、素晴らしいです。心地よく音を楽しめるでしょう。
一応"ATH-G1WL" というデジタルワイヤレスゲーミングヘッドセットがありまして、こちらは発売日(2019年07月12日)でバッテリーも15時間に伸びておりマイクもついているのですが、お値段が3万円ほどとなっております。
RAZER BlackShark V2 PRO
ドライバー:50mm
周波数:12Hz~28,000Hz
インピーダンス:32 Ω
バッテリー:24時間
重量:320g
発売日:2020/9/29
周波数が魅力的。RAZERのだとこれ一択。これを基準にして他と比較していけばよさそう。
HyperX Cloud II Wireless
ドライバー:53mm
周波数:15Hz~20,000kHz
インピーダンス:60 Ω
バッテリー:30時間
重量:300g
発売日:2021年2月1日
周波数の高域以外の部分はすべて優秀。プロゲーマー使用率もNo.1らしい。納得。
HyperX Cloud Stinger Core Wireless
ドライバー:40mm
周波数:20Hz~20,000kHz
インピーダンス:16Ω
バッテリー:17時間
重量:244g
発売日:2020年8月17日
コスパ良し。バッテリー、インピーダンスが弱いが、値段と重量が神。デジタルワイヤレスで音質に拘らないライトゲーマーならこれで良さげ。
Logicool G PRO X Wireless
ドライバー:50mm
周波数:20Hz~20,000kHz
インピーダンス:32Ω
バッテリー:20時間
重量:370g
発売日:2020年8月27日
スペックだけみると特に突出して優れている点はない。重量が重そうだが、着け心地はいいと評判。プロゲーマー使用率No.2
Logicool G733
ドライバー:40mm
周波数:20Hz~20,000kHz
インピーダンス:39Ω
バッテリー:29時間
重量:278g
発売日:2020年 9月17日
重量が軽い。
SteelSeries Arctis 7P+
ドライバー:40mm
周波数:20~20,000Hz
インピーダンス:?
バッテリー:30時間
重量:711 グラム
発売日:2022/02/11
まだ発売されてないね!あったらしー!
…711グラム(Amazon商品ページ)ってどういうこと!?付属品とかも含まれているのかな
EPOS I SENNHEISER GSP 370
ドライバー:??mm
周波数:20Hz~20,000kHz
インピーダンス:??Ω
バッテリー:100時間
重量:285g
発売日:2020年5月7日
音質も分からないし、値段も2万を大幅に超えてしまっているが、それでも紹介したい一品。
バッテリーがまさかの100時間越え!うーん、サプライズ!なのに重量が285gという軽量!なんでー!?
有名ブランドのゼンハイザーさんなのですが、スペックがいまいちわからないので僕は買えません。
まとめ
こうやってスペックだけ見ると[RAZER BlackShark V2 PRO]か[HyperX Cloud II Wireless]で迷ったが、万が一ワイヤレスが使用できなくなっても有線接続ができる[RAZER BlackShark V2 PRO]にしようとおもいます。
対ありでした!
またね!