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「新型コロナへの恐怖」から「禁パチ」に大事な「相対性」を学んでみよう

どうも、ぎんじろうです。

先日から、DaiGoさんの話題を使って、禁パチや自制心をつけるための「主観と客観の切り分け」の話をしていきました。

今回は、ちょっとした「主観と客観の切り分け」の練習を新型コロナの話題を使ってします!


さあ、コロナです。

去年から、Youtubeでも話してるんですが、簡単にいうとぼくは日本においては全く持って脅威だと思っていませんし、「皆がやってる対策は過剰すぎる」という意見です。

といっても恐怖というのは個々の人の感情に過ぎませんから、「コロナが怖い」と思っている人がいるのもわかりますから、ぼくの意見が絶対的に正しい!という主張をこの記事でしたいわけではないです。


とはいえ・・「コロナは怖い!」と思っている多くの人が、果たして客観的な数値をみてなにかと相対的に比べた上で、その判断したのか?という事を考えると、疑問が残ります。

・店に入るたびに毎回消毒をしている姿とか

・真夏に外でマスクをしている姿とか

こういった光景を見ていると、明らかに過剰に怖がってるようにしか見えない、という素朴な感想があります。


■「相対と絶対」「客観と主観」

ついさっき「客観的な数値を見て相対的に」という一文を使いましたが「相対的」って何でしょうか?

簡単にいうと「比べる」ってことですね。

基本的に「なにか」を評価するときは「相対評価」。つまり、「なにかと何か」と比べることでしか評価することは出来ません。コロナも一緒で、比べるからこそ評価できます。

相対性理論の説明でよく使われるんですが、こういうことです。

時速100キロの電車に乗ってる人から見たら、電車以外が時速100キロで動いているのだ

あくまで電車を外から見てる人にとって、電車は時速100キロなのであって、電車の中では人は止まってますから乗客からすれば、自分は時速0キロなんです。

コロナが怖いかどうか?も、どこと比較するかによって、大分意味が変わってくるんです。どうも比較対象がないまま、漠然と恐怖しているようにしかみえなくて、やはり困惑しています。


そして気をつけて欲しいのが「相対」の反対は「絶対」という所です。

「相対的に比べていない」ということは、「絶対的に決めつけている」と同義です。

前の記事でも話しましたが「絶対」というのは主観バリバリの発想のことです。さらに「絶対」の厄介な所は、人は「絶対」だと思いこむと、それを客観的な事実(当たり前の常識)として認識することです。

すごい簡単に言うとこういう感じ。


絶対にコロナは怖い!絶対にコロナの死者を減らさないと!

これは客観的事実であり、正義であり、常識である

コレは、すべての前提である(神的な絶対的存在)


つまり、「相対的で無い」ということは、「主観的になって客観性を著しく失う事」とイコールなんです。



■新型コロナを相対的に考えてみよう!

ここではTVが発信しているであろう言葉を参考に、相対的にみる練習をしてみましょう!!

「デルタ株は若い人も重症化しやすい、後遺症も残る!だから怖い

TVがこの文言どおりいったかは定かではないですが、僕の周りのテレビしか見てないであろう人の話を聞くと、こんな情報がでてきます。

事実関係は別として、この情報を初めて得たときに僕達はどう考えれば「相対的」でいられるんでしょうか?


まずはここ

「デルタ株は若い人も重症化しやすい」

漠然とこの言葉を受け取ると・・

「わ−!そうなんだ!怖い!」で終わってしまいます。なので、もっと相対化していきましょう。


まず、「デルタ株」と「なに」を相対的に比べて重症化しやすいんでしょうか?この文だけでは読み取れませんが、おそらく元々流行っていた株よりは重症化しやすい。ということでしょう。

・では、前の〇〇株よりデルタ株はどのくらい重症化しやすいんでしょうか?

・そもそも新型コロナは他の感染症に比べてどのくらい重症化しやすいんでしょうか?

・そもそも重症と、軽症と、どうちがうのでしょうか?

・「若い人」って誰とくらべて若い人?


ちょっと考えただけでも4つの相対化ポイントが見つかりました 。本来、「デルタ株は若い人も重症化しやすい」という言葉だけでは何も判断することは出来ないはずなのですが、おそらくほとんどの人は何もわからないまま、勝手に「怖いに違いない」「大丈夫に違いない!」と言った判断をしてしまいます。

だからこそ相対的な比較が必要なんですが、相対化することは割りと簡単なことなので専門家ではない僕たちでもハードルは低いと思われます。

こうやって冷静に相対的に考えていけば、少しずつですが、物事の本質というのは少しだけ見えてきます。


この調子で、

「後遺症も残る!だから怖い

の方を使って自分で相対的に考える練習をしてみてください!!!



■冷静さと相対化

相対化は「客観と主観を切り分ける」に近い思考です。なので日頃から練習してみるのがおすすめです。

パチンコに行きたくなってしまう感情は、人によってはとんでもなく強力です。感情にに振り回されている時、論理の力は非力ですが、最終的に人間は理性によって自分を納得させる動物です。

ある程度、冷静になった時には、こういった論理的思考は僕たちの力になってくれます。知ってると知らないとでは雲泥の差が出てきます。


コロナに限っていっても

・重症化リスク

・子供の死亡リスク

・死亡者数

・感染力

・後遺症のリスク

・総合的な社会への脅威度

等々を他の感染症、過去流行った感染症、病気、あるいは日本人の死亡原因と比べてみて冷静さを獲得するための一助としてもらえると嬉しいです。


最終的にでる結論はその人の価値観や死生観にも依存しますから、人それぞれです・でも思考法はだいたい一緒で、人類共通です。

常に感情的なものに飲み込まれず、目の前にあるものあるがままの姿を見る努力をしていきたいですね!ぼくも日々頑張っていきます!


ではまた


追伸:

動画止めたつもりだったんですが、近い内に上げるかもですので、また見てやってください!

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