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「悩み」を頭から外に出すこと

誰にでも「悩み」はありますが、その「悩み」がどんな悩みであるか、自分自身でも理解できなくなっていることが少なくありません。
頭の中で悩み続けると、悩むことにエネルギーが使われて、その「悩み」が何であるか理解する余力がなくなってしまうのです。
そして理解できない「悩み」は、解消する方法も見つけられません。

「悩み」は、頭から外に出すことで、「悩み」に意味や理由など、形を与えることができます。
頭の外に「悩み」を出すには、次のような方法があります。
・言葉にする
・文字にする

「言葉にする」場合は、感情や思いをのせて話すことができます。
「文字にする」場合は、書くという作業が入ることで、一旦悩みを整理することができ、後で見直すこともできます。(メールやチャットでも同様です)

「言葉にする」「文字にする」に優劣があるわけではなく、どうやって頭の外に出た「悩み」を使うかで効果が変わってきます。

使い方として次の方法があります。
・悩みの原因となっている相手に伝える
・悩みに直接関わっていない相手に伝える
・自分自身に伝える

つまり、誰に「伝える」かということです。「伝える」は「相談」とも言い換えられます。
恋人や友達、家族など、「悩み」を伝える相手によって、「言葉」や「文字」のどちらが伝えやすいかという違いが、人それぞれにあります。
誰にも伝えられない、相談できない「悩み」は、自分宛に手紙を書くことから始めるのもおすすめです。(自分宛てのメールやチャットでも同様です)

■手順のまとめ
1)頭の外に「悩み」を出そうと決める

2)頭の外に「悩み」を出す方法を考える
 ・言葉にする
 ・文字にする

3)「悩み」を伝える相手を考える
 ・悩みの原因となっている相手
 ・悩みには直接関わっていない相手
 ・自分自身

「悩み」を頭の外に出すことで、モヤモヤしていた「悩み」に形ができて、意味や理由が明確になり、解消する方法を見つけられることがあります。

ここにあげた方法を試す時には、自分の心に負担のかからない方法を選ぶことが大切です。

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