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退職プレゼントで一番うれしかったもの
「まりさんのことちょちょちゃんって呼んでたんやで」
私は平成最後の3月末で一年半働いていた派遣会社を退職した。
どーん!と大きな100人くらいのオフィスに女性が8割という、女子校育ち・女子大好きな私にとっては天国みたいな職場やった。
なんていったて、夏場汗臭くないんやもん!!
いつだってなんかいい匂いしてた。ありがとうビューティフルおねぇさま方。
冗談はさておき、わからへん!!って思うことを聞いても嫌な顔ひとつされへん環境やった。
わからんかったらとりあえず聞いてな、ほんで一緒に考えよう、それでもわからんかったらその時は皆の知恵を借りようってそんな人に私は育てられた。
仕事って担当している業務内容が違うと当たり前のようにルールがちがう。
役に立たないマニュアルを解読してうまくコミュニケーションをとりあって、問題があった時はいつの間にか共有されてみんなの常識になっているようなそんな風通しの良い場所やった。
そりゃもちろん「はぁ!?なにそれ」と思うことも多々あった。
でも今思うと、周りにいた女性スタッフたちがあまりに当たり前に共有してくれていたことに甘んじた行動が結果として現れただけやったと反省している。
前の会社はママとの闘病生活が急に始まり、嵐のように引き継ぎをして辞めたから、今回みたいに事前にお知らせして退職という形は初めてやった。
ほんで女性が多い職場ってこういうことか!!っと思ったのが
すごいお手紙くれるやん!!!!
女子校育ちやから免疫はある。たしかにこういう文化で育ってきた。
でも大人になってからこんなに一同にお手紙とプレゼントってもらうもんなん!?
こりゃ女子校のバレンタイン並やん!!!(女子校あるあるネタナンバーワンに輝くと思う)
と終業後のプレゼントの嵐に驚いた。
え?え?待って、私ちょっと高級なハトサブレしか持ってきてないと泣きそうと震えていた。
入職したその日からお世話になりっぱなしで、
私がブラウンのマットリップに首の詰まったグレイニットの変形ワンピースを着ていると
「今日は欅坂意識してるん?(にやにや)」
声をかけてくれるような、とても気さくなおねぇさんがいた。
失敗する前にいつも先回り情報をキャッチして教えてくれるそんな心強い人で何度救われたかわからへん。
最後に挨拶をしにいくとこそっと教えてくれたことがある。
「まりさんのことちょちょちゃんって呼んでたんやで」
私の苗字にも名前にも「ちよ」というワードはない。
なんでなん!?っと聞くと猪突猛進ガールだから頭文字をもじって「ちょちょちゃん」となったそうだ。
以前の記事にも書いたが私はマグロのように止まることができない。
でもいつだってもがいて、いつの間にか足が動いていて、バタバタしている私にぴったりなあだ名やなぁと思った。
このちょちょちゃんというあだ名はこの一年半頑張ってきたご褒美やった
大人になってからこんな風なあだ名をもらうことってこんなにも誇らしい気持ちになる。
ファーストネーム「ちゃん」付けは、未来の大好きな人のためにとっておいてこれから一緒お仕事をする人にはこの名前で呼んでもらおうっと決めた。
とりあえずnoteの名前を変えるところからはじめようっと。
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