
#029 戦争の歴史が残る広島旅行②〜呉湾艦船クルージング〜
当初の予定ではなかったですが、大和ミュージアムの周りを家族で散策していました。
港が近いため、船が行き来してます。
調べてみると、「江田島行き」の移動手段の船と、「呉湾艦船クルージング」の船があることを発見!
せっかくなので、乗船してみる事にしました!
呉について
呉湾は、山と島に囲まれており、大型船も航行できる海の深さがあるため、軍港として栄えた町です。明治22年(1889年)に海軍区「呉鎮守府」が開庁し、東洋一の軍港、日本一の海軍工廠(こうしょう、艦艇の製造・修理、兵器の製造)の町として発展した。
アメリカ軍の空襲の標的となり、14回にもおよぶ空襲を受けました。
現在は、鉄鋼関係の技術はJFEや日新製鋼などの大手鉄鋼メーカに引き継がれ、呉海軍工廠はIHIに引き継がれジャパン マリンユナイテッド呉工場として現役、また軍事拠点の流れとしては護衛艦隊、潜水艦隊や練習艦などが所属する海上自衛隊呉基地があり、その敷地内には海上自衛隊呉地方総監部が設置されている。呉で勤務している海上自衛隊員は総員6,600名に達しています。
クルージングの詳しい事は、知らずに乗りました。
私の浅ーい記憶は、
姉の昔の彼氏が海上自衛隊に入り、呉に行ったりしていた記憶と、日曜ドラマの「この世界の片隅に」がある程度。
実際町に降り立つと、「港」「自衛隊基地」「船」でした。(なんとも浅い語彙力の無さで恥ずかしい)それに深みを与えてくれたのがクルージングでした。
クルージングスタート
30分程度の船旅です。ちょうど港近くを歩いていたら、出航時間15分前にクルージングがあるのを発見ました。勢いに任せて何も分からず乗り込みました。ただ湾を回るだけだと思っていました。
ところがどっこい、
始めにお出迎えしてくれたのは、
コンテナ船 エナポリス号
戦艦大和が263m
それと比べて、エナポリス号は335m!
奥の方では、世界最大級クラスの約400mのコンテナ船を、新たに作成していました。
デカイ!東京駅舎と同じサイズ!
これが水の上に浮くのが不思議ですよね。

次に巡視船などが停泊していましたが、潜水艦が何隻も停泊していました。

潜水艦を観るのは初めてだったので、結構興奮してあまり解説聞けず・・・
耳に残ってるのは、川崎重工と三菱重工で交互に潜水艦は作っていると解説されていました。潜水艦はデーゼルエンジンでバッテリーを充電しているようです。
掃海艇 690 みやじま
掃海艇とは、海中の爆発兵器である機雷を発見・処分し、海上交通の安全を確保することを任務とする艦艇。機雷は金属に反応して爆破させるために、その為船体は木製でできているようです!

ゴツゴツした、機能ありきの船体デザインにカッコ良さを感じます。船にロマンスを感じます。
30分のクルージングで、天気も良く大変気持ちが良かったです。あまりに長いと子どもが船酔いするし、ちょうどよかったです。
秋風が気持ちが良かったですが、まだまだ日差しは眩しかったですね。2階から観ましたが、船内にも座る事ができ、小窓から観れますが、ほとんどの人が2階席に座っていました。
実際の艦船を観ることができるのは、スケールを直接確認できるのは呉ならではないでしょうか。
みなさんもぜひ乗船してみて下さい。
詳しくは下記をご確認ください。
次回内容は、広島平和記念資料館についてです。